ミッションステートメント

前のエントリーで、「プライオリティ・ラーニングCD-ROMにはミッションステートメントを書くサポートがない」と書きましたが、実はありました。「ジャーニー」というメニューがそれのようです。

で、前のエントリーからしばらく時間が空いたのですが、なんとかミッションステートメントが出来上がりました。
「ジャーニー」も役立ちました。最初、価値観をベースにミッションステートメントを書いて、そこそこ良いなぁと思えるものが出来たのですが、読み返してみると、「・・・で、何?」とか「だから?」と思ったのです。

最初に書いたミッションステートメントは、自分のコアコンピタンスの洗い出しや、それをもっと良くしたり支援したりするための行動目標のようなものでした。それはそれで、実に良いなぁと思ったのですが、「ミッション」ではないのではないか?と気づいたのです。最初に「ミッション」があるべきで、自分が書いたものは、そのミッションを果たすための自分流の方法論を発見しただけではないかと。
その「ミッション」を見つけ出すために、CD-ROMの「ジャーニー」が役立ちました。

そんなこんなで、なんとかミッションステートメントを書き上げました。いろいろ突き詰めると、言葉遣いやら全体のバランスやらで、少々気になるところがあります。1週間くらい、いろいろいじってみましたが、途中で、「これは、いじることが目的になっているな」と気づいたので、やめました。あくまで、ミッションステートメントを作る目的は、それに則った生活を始めるためです。
言葉遣いやバランスは、読み返したときにちょっと気になったりもします。考えてみると、そうしたかった理由もあるし、作った時のニュアンスを残すことも重要ではないか?と思ったし。

出来上がったミッションステートメントは、まだ100点と思えるものではありません。これから長く付き合っていくことで100点と思えるようになるでしょう。いかに、自分の中に取り込んでいくかが重要なのだと。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。