ThinkPad X40

ノートPCを買い換えました。こちらのブログにも書いていたMURAMASA PC-CV50Fから、ThinkPad X40(4WJ)へ。

PC-CV50Fは嫌いではなかったのですが、元々ノートPCを買おうとした目的が4月から入学する大学通信教育のレポートを作成するためだったので、これではキーボードが小さすぎてレポートを作る前に苛立ってしまう・・・と思ったのです。そこで、素直に使いやすい&小さいノートPCを・・・しかも安く!と思って、選んだ結果がThinkPad X40でした(価格.comで、B5で出来るだけ軽く、無線LAN搭載で、出来る限り安いという条件で検索したら、浮かび上がったのがこの機種だったのです)。4WJはX40の初期型。2003年12月発売と型落ちなので、12万円台前半で購入できました。PC-CV50Fがソフマップで7万円で売れたので、追加投資は5万円程度。やむを得ないところです。

X40 4WJのスペックは、CPUがPentium Mの1GHzでメモリが初期搭載256MB(増設により最大1.2GBになる)。HDDが少なめの20GB(1.8インチタイプ)。12.1インチのTFT液晶を搭載し、キーボードはThinkPadならではの非常に打鍵しやすいものです。その他、無線LAN(IEEE802.11b)搭載、SDカードスロット付というのも便利です。重量は1.24Kg、バッテリーは標準で3.5時間程度持ちます(カタログスペック)。
今から1年以上前の機種ですが、X40は元々設計がしっかりしているということもあって、今でも違うのはCPUとかHDDの容量くらいだけ。1年以上前の機種でも、十分すぎるほどと言えます。CPUはさすがに無理としても、HDDは交換できますから・・・。(ThinkPadは素晴らしいことに非常にHDDの交換が容易に出来ている。IBMブラボー!)

ThinkPadというと、遠い昔、自分が上京したときに九州から唯一持って来たのがThinkPad 240。そして、会社で1年目の終わりにあてがわれたのがThinkPad X20。意外と使っているのです。その頃からThinkPadの良さは分かっていたのですが、自分で購入したのは、その240以来。上京して5年が経ちますが、そこで再びThinkPadに戻ってきたわけです。
240は悲しいかな上京後、数ヶ月で売られてしまったわけですが、会社のX20の方はかれこれ4年近くの間、毎日使っていた(HDD異常でDELLの別機種に交換した。HDDを交換すれば、まだ使えたはず。ファンがうるさくなっていたけど。)わけで、今回のX40もそれくらいの長期間、使えれば良いなと思っています。自分は大学通信教育を3年次編入するので、在学期間は最短で2年。おそらく卒業までは3~4年を費やすことになると思うので、卒業するまではこのX40を使い続けられれば良いなと思っている次第です。

実際、自宅にはこのX40以外にメインの自作PC(Celeron 2.4GHz、メモリ1GB、HDD 120GB)があるわけで、この自作PCがHDDビデオレコーダ&DVDレコーダとして活躍しているわけですが、そのHDDビデオレコーダ&DVDレコーダとしての使い道以外については、すべてX40でまかなえそうな感じです。いっそのこと、自作PCを手放して、X40メイン+家電のHDDレコーダで良いのではないか・・・というか。そうすれば、自作PCのうるさいファン音とはおさらば出来るのではないか?というか・・・。(X40もファンは付いています・・・ファンレスではないのだね。で、ファンレスでない理由をIBMのインタビューとかで読むと「IBMが作る以上、動作速度が簡単に落ちるようなものは作れない」なんてことが書いてあって泣かせる・・・が、常時回っているわけではないから。)

ということで、大満足なX40です。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。