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新垣里沙を語る。

以前に予告していた、2冊のオフィシャルブックよりinoccuが勝手に各メンバーを語るシリーズの第1弾。初回はどうしてもガキさんを語りたかった。彼女がインタビューで見せる「楽しい」という気持ちこそ、このシリーズを思い立った要因なのだから。

「この人は凄いなぁ」と思う。
これだけ人生を楽しめる人が他にいるのだろうか。もしかすると、今、死んでも「楽しい人生だった」と満足出来るのではないだろうか。それは、この世の中を生きる人間として、最も模範的な有様かもしれない。

ガキさんは本当にモーニング娘。マニアである。そんなマニアな中学生がモーニング娘。になる。インタビューで答えているように、「歌手になりたいのではなくモーニング娘。になりたかった」のであるから、ある意味でギラギラ感のないガキさんというのは、新しいモーニング娘。メンバー像だ。ファンにとって、気持ち的に最も近いモーニング娘。がガキさんであることには違いない。ファンの鏡として、ファンクラブ名誉会長であって欲しいと思うくらいだ。

振り返れば、ガキさんのデビュー当時はバッシング対象であった。彼女には何の咎もなかったのだが・・・。いきなり立たされた窮地から彼女を救ったのは、本当にモーニング娘。が好きだったからかもしれない。仮に、ガキさんがモーニング娘。に入ったのは単に歌手になりたいだけ、ビッグになりたいだけで、モーニング娘。はそのステップだったのなら、ファンはそっぽを向いて更にバッシングを強めていただろう。

何事も「好きこそ物の上手なれ」であって、「好きという気持ち」は大切であって、「好きなものに傾ける情熱」というのは尊い。ガキさんがデビュー1年目のインタビューからそうした情熱を持っていて、今でもそれが変わっていないというのは、ファンにとってとてもありがたいことだ。

「モーニング娘。のコンサート、すっごい楽しかったんですよ。でも、今は自分が見せてあげられる番だから、自分が楽しかったくらい、みんなを楽しませてあげられるようにしようって思いますね。」
2002年 「モーニング娘。×つんく♂」 133ページ

「“元気”、それから“パワー”。テレビで見てた時、モーニング娘。のパワーがすごく伝わってきて。それで、ちょっとヤなことがあった時でも、“次の日も頑張ろう”って思えたりしたし。パワーは落とさず・・・というか、もっとパワーアップしていきたいですね。」
2005年 「モーニング娘。×つんく♂2」 87ページ

正に、ファンが思っていることじゃないか!ガキさんこそ、ファンと同じ視点の持ち主なのだ。それを、モーニング娘。スピリットとして理解し、実現しようと頑張ってくれている。

「先輩たちが作ってきてくれたモーニング娘。らしさを壊さないように、ということを思いつつ。“新しいモーニング娘。”になれるように、自分ももっと成長しないとって思いますね。」
2005年 「モーニング娘。×つんく♂2」 83ページ

ところで、ガキさんといえば「せっかち」、「ツッコミ」。以前にdm。でも似たようなことを書いたけど、モーニング娘。随一の(天然ボケタイプの)猛獣使い。高橋愛と亀井絵里の2人を操れるのだ。これはスゴいのかもしれない。ガキさんのツッコミの特徴は「軽い」こと。同じツッコミでも藤本美貴とは違って「グサッ」とくる一言ではない。せっかちなせいか、ちょっと空回りしたツッコミだ。爆笑の取れないツッコミだけど、猛獣に「どうどう」と言って全体のトークをうまく回転させるには必須かもしれないのだ。確かにちょっと地味だけど、ツッコミ時に見せるガキさん流の動きと合わせて、ぜひ注目しておいて欲しいものだ。

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ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ 株式会社ビビンコ代表取締役 AI・IoTに強いITコーディネータとして活動していたところ、ビジネスコンテスト「北九州でIoT」での入選をきっかけに、株式会社ビビンコを創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行う。 日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。 近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。

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