W31Tに機種変更する

予告通り、W31Tに機種変更しました。色はグレー。薄さ20mmということと、グレーとシルバーのツートンカラーな色遣い、機能性重視と思われる奇をてらわないデザインがあいまって、非常に都会的というか、スマートな印象のボディです。正直、かっこいいと思う。
機能的には目玉はフルブラウザということになります。まだ、ほんの僅かしか使っていませんが、スモールスクリーンモードならかなりサクサク動きます。左右キーでのページ送り、ショートカットキーでのページ内クイックジャンプ、ページの戻る~進むキーの存在といった工夫が随分効いています。もちろん回線速度も物を言っていて、以前に使っていた京ポンとは天と地とまでは言わないまでも、使い勝手はすこぶる良いと思います。

ところで、この記事はそのW31Tのフルブラウザで書いています。文章をいっぱい書いているわけですが、辞書が今一つかも。いや、辞書自体の出来はなかなかですが、予測が今一つ。どうやら東芝の予測辞書は、初期状態ではかなり弱いらしく、学習させるほど賢くなるとのことのようで、こうやって沢山の日本語を書いて学習させなければ。
ボタンタッチの感覚や画面の追随性は上々。ストレスはありません。ただ、キータッチの話ついでに言うと、ちょっとキーボードの全体が広すぎる気もします。片手で持ちつつ文字入力するのは大変かもしれません。まあ、キーボードが広いからこそ、文字の打ち間違いが非常に少ないという結果に結び付いているので、善し悪しではあります。
あと、充電時とフルブラウザ使用時に本体が熱くなり過ぎです。ちょっと気になります。

購入前に気になっていたのは、モッサリではないかということでした。しかし使ってみると何てことはありません。大したサクサク感です。確かに、言われている様に待受からメニューに移る時だけワンテンポ待ちます。これは事実。ただ、メニューに入ってしまえばサクサクなのだし、フラッシュで出来たメニューはなかなかかっこいいので許すことにします。メニューアイコンの下に出て来るデザインされた数字が、ただの飾りではなく、実際の値であるのは泣けて来ます。だから、例えばアラームのアイコンを見れば設定した時間が分かるわけです。メニュー開いただけなのに。ブラボー!

他にもいろいろありますが、言ってしまえばTHE実用!な感じで使い勝手の良さそうな機種です。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。