原付免許

実は、私は免許を持っていません。
学生時代に、教習所に通ったことがありましたが、いろいろと忙しくなり、そのままにしてしまったのです。
その後、東京に来て、社会人になって、車を特に必要としない生活が続くと、免許のことは考えぬまま、今まで時間が経ったのです。

車の免許はいつか取りたいと思っているだけですが、率直に困るのは写真付の身分証明書がないこと。
日本では、身分証明書として免許証が使われることが多く、それがないと困ることがあります。
最近は、写真付の住基カードが出て来ましたが、まだまだ一般的ということもなさそうです。

今日は、ある都合で家にいなければならず、会社は休んだのです。
そこで、ふと思い立って、原付免許を取ることにしました。
普通免許はいろいろ大変だとしても、原付免許なら、すぐ取れるだろうし、それで身分証明書の役割は十二分に果たしてくれます。
今日の朝、そう思い立って、住民票を取りに行き、写真撮影し、試験対策の本を買い、府中の運転免許試験場に行き、適性試験を受け、学科試験に至ったのが、思い立ってから5時間後。

本やケータイの試験対策サイトで問題を解きまくり、備えました。
13時からの試験。結果は、14時15分に発表です。

試験会場の電光掲示板で、合格者が発表されますが、そこに私の受験番号はありませんでした。
さすがに、思い立って5時間で試験というのは、原付免許をナメすぎたか。
申請書を返してもらって、点数を見てみると、44点でした。
合格点は45点なので、あと1点。あと1点に泣くことに。
真面目に勉強して、もう1回受けろという、神様のおぼしめしとしか思えない次第。

次は、いつ受けるかな。
あと1点なのだから、なんとか取りたいのです。

ちなみに、もともと家にいないといけなかった理由というのは、学科試験に落ちて講習を受けなくて済んだので、その理由を果たすことは出来ました。
まぁ、今日の最低限の用事は済ませたということです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。