1月30日に一般発売となった「みうなノート」を読みました。家の近くの書店には、入荷予定がないとか言われたので、初めて本やタウンで申し込み、その近くの書店で、今日、受け取ったのです。
手渡された「みうなノート」は、100ページもない薄い本で、少しがっくり。
でも、まぁ、1時間とかからず、一気に読み切ってみると、こんなに薄い本だけど、みうなの気持ちがぎっしり詰まっていました。
dm。を見れば分かるように、私はあまりガッタスに興味を持っていないし、特にカントリー娘。に注目している…という人でもないので、当然、みうなのことも…。だから、という部分は大ありですが、私はみうなのことを凄く誤解していたな…と思います。
こんなにも、みうなが考えて、悩んでいたなんて。
みうなノートに書いてあることも、ネガティブなんです。自ら「Theネガティブ民族」と言うだけのことはあります。私などは、“みうな=ポジティブで能天気”なんて思っていました。正反対の人でした。
みうなはとことん考えて、悩んでいるのだけど、自分で考えた結果だったり、周囲の人のアドバイスで、少しずつ答えを見つけていきます。特にガッタスの影響が大きく、北澤監督(現スーパーバイザー)などは、さすがにいいことを言うな…と感心。
この本の帯に「メゲてるキミのための魔法の薬」というフレーズが載っていますが、それは真実です。決して、誇張ではありません。
ハロプロ本は数あれど、みうなノートほど心に訴えかけてくる本はありません。
みうなノートでは、特にガッタスでの活動について書いてありますが、そこに書いてある箴言は、私たちの普段の生活にも効き目のあるものばかりです。
下手な通俗哲学本よりも、余程、こちらの方が良い。
みうなノートは2003年から始まっています。そして、少しずつ成長して、2007年の卒業を迎えます。フットサルを憂鬱と書いたノートが、フットサルにかけてるというまでになります。
翻って私自身のことを考えると、あぁ、今の自分は2003年のみうななのかもな…と、思ったりします。なんとなく、いちばん共感できたりするのです。
みうなノートは、この薄さですから、気軽に何度も読み返すことが出来ます。
ふとした時に読み返して、今の自分をみうなの2003~2007年を通して客観視してみたり、みうなの気づきや周囲のアドバイス(名言)から、元気をもらったり出来ます。
みうなは、カントリー娘。そしてハロー!プロジェクトから卒業し、芸能界を引退してしまいました。しかし、最後にこの本で、とても大きなものを残していってくれました。
私は心から「みうな、ありがとう」と言いたいと思います。