SEの年収

「@IT年収マップ」というコンテンツがあります。
http://www.atmarkit.co.jp/job/map/

年齢と年収を入力すれば、他の人との相対的な位置づけが分かるというもの。とりあえず、自分も今は派遣SEでSEの端くれなので、やってみました。

300万、400万、500万、600万、700万という区切りの良いところにデータが集中しているので、みんな、ざっくり入力してるんだろうなぁ…と思います。
ただ、それでも、(1)それなりに年功序列していること、(2)特に集中しているのは300万~700万であることは、見えてきます。

ちょっと驚くのは30代中頃で300万円という層が、結構いること。300万円って、ボーナスが年間2か月分だとしたら、月収22万円で、手取りで18万円とかですよね。20代前半ならまだしも(実際、自分もその頃は300万円くらいだったし。東京で)、ちょっと大変じゃないか?首都圏で考えるから、そう思うのかもしれませんけど。
明らかに「高収入なIT業界」というのはウソだよなぁ…と思わせます。(もう、みんな知ってる?)

まぁ、中にいるとSIerはIT業界か?という根本的な疑問はありますが、外から見れば立派なIT業界だと思うし…。(しばらくSEじゃない仕事をやっていたので、なおさら、そう思う。)

比べたところで、どうということもないですが…。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。