今だけを生きるより、未来へ続く今であれ

by つんく。Berryz工房「青春大通り」(歌詞の全文は、青春大通り Berryz工房 歌詞情報 – goo 音楽を参照。)より。この際、エンドレスプレイ。Last.fmを「青春大通り」で埋め尽くそう。

この歌は、この歌詞は、何かの時に効く。耳に引っかかった言葉が、響く。

と、いうのも、ここ数日、実に快適であった私が、また、少しばかり迷いに立ち入ってしまったからである。一難去って、また一難。「今後どうする?」ということに迷い込んで、自分探しをした挙句にゾロフトやデパケンを飲むようになったところ、まずは現実、今だけを考えるべし、余計な脇目は振らぬことと心に決めて、その迷いを断ち切ったのだが、現実はなかなか甘くない。「今後どうする?」とまた、聞かれてしまった。そりゃ、現実を生きる社会人たるもの、2ヶ月、3ヶ月くらい先の予定というのはきっちり決めて、何らかの会社とかと契約を交わしたりするものである。正社員なら期間無制限(定年まで)の契約がとりあえず交わされているのだし、私のような派遣社員は3ヶ月単位くらいで次、次、と契約が決まっていくものである。「今だけを生きる」と余計な迷いを断ち切ったところで、なかなか、「今だけ」とは行かないのである。そういう現実の理屈は、さすがに理解しているつもりだ。

6月30日の日記で、「青春大通り」のことを書いたが、その時には「今だけを生きるより、未来へ続く今であれ」という歌詞は、少し引っかかっていた。前半は良いとして、後半は余計なのでは?と、案外、真剣に思った。自分的に、未来、未来と騒がず、まずは今だけに集中させてくれ…という気持ちだったからだろう。今日は、後半の歌詞を理解した。やっぱり「今だけ」というわけにはいかない。今を重視するのは大切なことだが、「未来へ続く今」であれば、もっと良いのである。地に足をつけるのはとても重要だが、かつ、未来も考えるべし。それがオトナというものなのだ。

そんなことも、「時がくりゃ分かるさ」なのだ。きっと。(全体的に、28歳にもなって…とかは、思うなかれ。まぁ、思っても良いが、「青春はエンドレス」である。)

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。