銀座に来た

dm。を継続的にご覧いただいている方なら、ある程度ご存知かもしれないが、私は1ヶ月に1度くらい、ホテルステイをやる。
アルバムを見てもらっても、ホテルの外観とか、部屋の中の写真が多いことも、気になっていたかもしれない。

そのホテルステイは、大抵、東京23区内か、せいぜい横浜、箱根あたりの近場である。だから、(箱根はさておき)旅行というほどではない。
去年の5月あたりから、一人旅の楽しさに目覚めてしまっているから、出来ることなら年がら年中あちこちに行きたいと思うところだが、仕事もあるし、お金も続かないので、そうも行かない。だから、せめてもの旅行気分で、近場のホテルステイをやるのである。
当初は、土曜日にチェックインして日曜日にチェックアウトとか、仕事帰りの金曜日の夜にチェックインして、土曜日にチェックアウトというパターンだった。
最近は、日曜日にチェックインして月曜日の朝にチェックアウトし、そのまま仕事に向かうということが多い。今日もそのパターンで、今日は月曜日だが祝日であって、休み明けの仕事はホテルから向かうのである。

なぜ、そういうことをやるのか。
それは、日常とは違う1日を過ごすことを心地よいと思うからであって、そこから仕事に向かえば、「さぁ、仕事を頑張るぞ」と思えるからである。ある意味、ドーピングと言っても良いかもしれない。

今日は、銀座の目抜き通りを少し脇に入ったところにある、銀座ワシントンホテルである。ここは、去年出来たばかりの真新しいホテル。ちょっと高級なビジネスホテルチェーンであるワシントンホテルの中でも、さすがは銀座と思わせる高級さが売りで、半端なシティホテルなら凌駕するくらいのクオリティを持っている。
しかも、今日は当日限定プランが提供されていたこともあって、エグゼクティブルームにいる。ちなみに、この記事を書いているパソコンも、備え付けである。部屋にはフットマッサージャーも置いてある。インテリアも小洒落ている。バスタブは小さい。その辺は、ワシントンホテルらしいところだ。

実を言えば、2ヶ月前にも、銀座ワシントンホテルで1泊したのである。そのときはスタンダードルームだったが、その快適な1泊がもたらした好影響は、しばらく継続したのである。基本的にだらしない生活をやりがちな私だが、しばらくの間は、私を変えた。
残念ながら、その模範的な生活は、今に続かなかったのであるが、いま一度、同じところに泊まって、同じような模範的生活を取り戻したいと思ったのである。ま、ドーピングのやり直しである。
さて、もう15時になるが、私は今日は何も食べていない。せっかくの銀座、どこかに繰り出すとしよう。



この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。