骨太なブログを作りたい

「プロフェッショナル進化論」は後でまとめて書こうと思っていたのですが、まず、その先出しで一つ書きたくなりました。

意図的に世の中にメッセージを広げようとしても、自ずと限界がある。
では、どうすれば良いか。
答えは、ただ一つの方法である。

「メッセージが自然に広がっていく」ようにする。

なぜなら、メッセージには、意図的に広げようとせずとも、自然に人から人へと伝わり、広がっていくメッセージというものがあるからである。
では、「自然に人から人へと伝わり、広がっていくメッセージ」とは、何か。

「言霊」を持ったメッセージである。

私も、ブログをやるからには多くの人に読んで欲しいという思いがあります。今、この、inoccu’s blogはBloggerというGoogleが提供するブログサービスでやっています。Bloggerは世界的にはユーザが多いのですが、国内ではそうではないようです。

ブログサービスには、ブログサービスごとにコミュニティがあるといいます。自分と同じブログサービスを使っている人には共感を感じることがあり、それ故に、ユーザ数の多いブログサービスを使うと良いという指摘をする本もあります。(行政書士として活躍している横須賀てるひささんの「最強ブログ営業術」 ※ただ、2005年の本なので特に進化の早いブログ界隈のことをどうこういうには、ネタが古い。)

その指摘からすると、Bloggerを使うというのは、あまり良い選択ではないように思います。
私自身は、digitalmorningという、世の中からはハロプロ系と目されている(まぁ、間違ってはいない)ブログを長いことやっていますが、これはNucleusをレンタルサーバにインストールしたもので、ブログサービスを使っていません。だから、あまりブログサービスを使った経験がないのです。せいぜい、digitalmorningのプロトタイプを2004年頃にココログでやっていたことがあるのと、今年の6~7月に、はてなダイアリーをやっていたくらい。
だから、ブログサービスのコミュニティというものが、どの程度の影響力を発揮するのか、分かりません。ただ、今のところ、Bloggerではその影響力はなさそうだということが分かる程度です。(少なくとも日本では)

余談が長くなりました。引用した文章に戻ると、「言霊を持ったメッセージは自然に広がる」といいます。そういう文章を書けば、ブログサービス云々は関係ないかもしれません。少々イノセントな考えではありますが、私はそれを信じようと思います。
実は、先ほど挙げた「最強ブログ営業術」にも、以下のようなくだりがあります。

アクセスアップはそこまで難しくない。小手先のアクセスアップ術を施すより、まずは骨太なブログをつくろう。

「骨太なブログ」。やはり、小手先でどうこうすることなく、良い文章を書き続けていく。それが重要なことなのだと思います。inoccu’s blogに書く文章は、そうありたいものです。

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この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。