夢に向かって努力することが精神安定剤になるということ

去年の私は、かなり精神的にマズかったのです。
生まれて初めて、精神科というところにも行って、薬を貰ったりもしました。
1回行っただけで、冷やかし程度で済みましたが。
今年に入って、ひとつの決意があって、精神的にはずいぶん落ち着きました。
その決意というのは、「(あきらめかけていた)行政書士になるという夢を捨てずに行こう」ということです。
夢を持ち、それに向かって努力するということなのです。
それから、「実行、継続、成果」というスローガンを作りました。
悩むというのは、じっと動かずに考えているということです。
だから、まず「実行する」ということが重要です。
実行し始めたら、「継続する」ということが重要になってきます。朝令暮改は必ずしも悪いこととは言いませんが、まったく継続しないというのは2つの意味でマズいのです。
ひとつは、いったん実行し始めて、動かずに考えるという状態から抜け出したのが、また、動かずに考える状態に戻ってしまうことがマズいのです。
もうひとつ、「続けられない自分」という自覚ができてしまうことで、自信を失ってしまうこともマズいのです。
「実行し、継続する」には、「何に向かって実行し、継続するのか?」という、目的が必要です。
「何が成果かを決める」ことです。 私の場合は、それが行政書士として成功することでした。
それが決まれば、少しずつでも「成果を出した実績」を作ることも大切です。
たとえば、模試で良い点数が取れたというのも、途中経過ではありますが成果です。
こうした行動の積み重ねが夢を実現に近づけます。
そして、行動を積み重ねているという事実が、精神的な安定を確実なものにするのです。
今まで書いてきたことは、私がいま日々の生活から真に感じていることです。
実は、そのきっかけとなった本があります。ご紹介しておきたいと思います。

「夢を実現するための過程そのものが、既に夢を持つことの効用」という発想は、私を夢に対してポジティブにしてくれました。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。