Drupalがすごいかもしれない件

きのうDrupalをインストールしてみて、まだこれといって使っていないのですが、管理セクションをちょこちょことイジってみると、これはすごいかもしれない…という印象を持ちました。

まだ、ちゃんと使ってないので、あくまで印象というか、予感というか、そういうものなのですが。

CMSというと、ついこないだまでXOOPSを使っていました。

XOOPSはモジュールを入れると、あとはそのモジュール独自の世界が広がるので、サイト作りは個々のモジュールの詰め合わせといった感じになります。もちろん、検索が統合されたり、ひとつのページに別のモジュールに属するブロックを持って来たりとか、そういうCMS的な働きはあります。でも、統合具合はわりと緩やか。緩くつながっているという感じです。

しかし、Drupalのモジュールの統合度は凄まじいような気がしています。まだ、Drupalにプリインストールされたモジュールしか使っていないので、なおさらそう感じるのかもしれませんが、「コンテンツの作成」を選んだ後で、どのモジュールによるコンテンツを作るのか?という選択に進む流れは、つまり、モジュールを増やすことによってDrupalで管理できるコンテンツのタイプが増えるというか、そういう感覚なのです。

XOOPSはモジュールの個性が強く出る傾向にあり、Drupalはモジュールが本体に強く取り込まれる。

それゆえに、Drupalはもしかしたら物凄いポテンシャルを持っているのかもしれない…。そういう印象を持ちます。
印象だけの話ばかりで申し訳ないのですが、印象ついでにもうひとつ言えば、

XOOPS モジュール+モジュール (モジュールを増やした分だけ、出来ることが増える)
Drupal モジュール×モジュール (モジュールを増やすと、増やした分以上に出来ることが増える)

もし、本当にそうだったら、これはすごいかも。

もう少し使いこなした頃に、また感想を書きます。

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とりあえず、この本を買う予定です。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。