Live Writerがかなり便利!

Zaurusを持ち歩いている頃は、自分で作ったDmBloggerを使って、ブログの記事を書いていました。

それがEeePCを持ち歩くようになって、どうやって出先でブログの記事を書こう?と考えました。

出先だから、必ずしもネットワークにつながっているとは限りません。
ローカルに保存しておいて、あとでブログに投稿するような機能が必要となります。

新生dm。は、WordPress 2.6で構築しているので、Google Gearsを使った「ターボ」機能を使ってオフラインで作業できるようになっています。(実際には、まだ試していませんが…)

ただ、WordPress 2.6を使うようになったのは、つい数日前からなので、その前にいくつかのソフトを試しました。
それぞれ、ある程度のことは出来そうだったのですが、案外シェアウェアだったりして、どうしようか…と考えました。

ところで、EeePCにはWindows Liveのソフトウェアが標準でいろいろ入っています。
EeePCの発表会にはMicrosoftの人が来て、Liveの宣伝をするのが通例になっているほどです。

その中に、Live Writerがあるのです。

Live Writerは非常に便利です。Microsoftのソフトウェアだからといって、Windows Live スペースでしか使えないとか、そういうけち臭いことはありません。まぁ、ウィザードではLiveスペースを使うのがデフォルト的な扱いにはなっていますが、要はXML-RPCが使えれば問題ありません。(AtomでもOKか?は調べていません。)

WordPressでも、もちろんOKです。というか、WordPressのアカウントを設定すると、WordPressのロゴが自動で出てくるくらいです。ページスラッグやマルチカテゴリなども、ふつうに対応しています。

Live Writerの真骨頂と思えるのは、Webプレビューモードがあることです。これは、いまブログで使っているテンプレートを自動でダウンロードして、そのテンプレートのデザインでプレビューしたり、編集したり出来るという機能。これは、なかなかゴージャスな機能だと思います。

また、プラグイン機能があるのも秀逸。私はまだ1つしか導入していませんが、Amazon.co.jpのアフィリエイトリンクを簡単に挿入できる「Amazon Associate JP」を使っています。

これだけ優れたソフトウェアが無料であり、Windows Liveという名前を冠しながらも、Liveスペースに限定せず使えるというのは、さすがはMicrosoftのパワーを感じさせます。

ヘンなクセといったものも特に感じられず、非常にスムースに使えるソフトウェアですので、各ブログツール標準のHTMLインタフェースで記事を書いている方は、一度試してみると良いのではないでしょうか。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。