「日本のスマートフォン、2010年から爆発的に普及」

2010年に登場するであろうAndroid搭載機種に関しては、「対外的にはまだ何も申し上げていないが、引き続きAndroidを増やす方向で、コミットメントしたい」(写真4)と、正式発表前の段階にも関わらず強い表現で、Android搭載機種を強化することをアピールした。
また、スマートフォン向けに「さまざまなサービスを分かりやすく見せる場所を作りたい」と述べた。「(iモード公式メニューである)iMenuのようにクローズなスタイルではなく、よりダイナミックに、分かりやすく紹介する場を作りたい」。
また、質疑応答の中では、「SDK(ソフトウエア開発キット)でお金を頂いたり、マーケットへの出店料を頂いたりするような、皆さんにとって阻害要因になることは避けたい」と述べた。

引用元: 「日本のスマートフォン、2010年から爆発的に普及」—NTTドコモ 山下氏 – Android Bazaar and Conference …:ITpro.
日本初のAndroid端末を出したNTTドコモの発言だけに、大変注目なのですが、新しい機種は出す、できるだけオープンにするという宣言のようなので、心強いところです。
その他、iモードメールの対応にも言及があった様子。今でも、imoniなどのimode.net経由のアプリでiモードメールは使えているのですが、正式に対応となれば、それに越したことはないところです。
できれば、iモードブラウザも開発してもらって、iモード公式サイトが見られるようになれば、一般ユーザがスマートフォンに乗り換える上での障壁が減って良いのですが・・・。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。