横浜関内ホールで行われた、バースエンターテイナーズ主催の舞台「君は愛されて…」を見たのですが、書いてなかったので。
最近ある意味ユニット化している「みよしいな」こと、三好絵梨香と椎名法子の出演舞台。椎名さんが主演です。
私は、このブログでも何度か触れているとおりみ~よ(三好)ヲタであって、それで見に行ったわけですが、み~よの出演した舞台はハロプロ身内の舞台ばかり。それが、今回は初の外部の舞台なので、どういう役を演じて、外部の観客の皆さんにどう受け止められるのだろうと、注目していました。
とはいっても、私も単なる観客でしかないので、舞台の感想を書きたいと思います。
この舞台を見て、男30歳、私、泣いてしまった…。さすがにボロボロと泣き崩れたわけではありませんが、涙目になった以上の泣き方であったことは事実です。
公演時間は80分と短くて、ストーリーがサクサクと進んでいきます。印象的なシーンをかき集めたエッセンスの舞台、そんな感じではあります。ちょっと演じては暗転。その繰り返し。
主役3人組―達也(三上俊):サッカー部のエースで後に心臓外科医、佐恵子(椎名法子):サッカー部のマネージャーで後に弘と結婚、弘(荒木健太朗):サッカー部だが達也にはいつも敵わない―のストーリー、佐恵子と弘の結婚と出産。しかし、生まれた子は重い心臓病で、達也がその手術を執刀することになり…。
み~よが演じる里実はサブストーリーの主役。悪い男にだまされて自暴自棄になり自殺未遂に至る。その収容された病院で、心臓病の手術を迎える赤ちゃんと出会うことになります。
手術を残念ながら失敗に終わり、ラストはお葬式のシーン。
私の涙を誘った、この舞台のクライマックス。
まさか、み~よが歌い出すとは思わなかった。アカペラで。本当に聴かせる歌。この歌と、その前の語りが、幼い我が子を失ってノイローゼになってしまった佐恵子を救うことに。
まぁ、こんな風に書くと、軽いお涙頂戴の舞台だなぁと思われるかもしれないけど、それは私の文才がないだけでね。椎名さんの鬼気迫った演技は、とにかく素晴らしかった。本当にプロの女優さんだよ、法ちゃんは。
み~よも、本当に良かったと思う。自殺を図るシーンは迫真の演技でした。まさか、あんなに圧倒されるとは!それと、何より歌はさすがに歌手だけのことはあった。エコーも何もかかってなかったと思うし、本当に自分の声だけで歌った歌で、あれだけ聴かせられるのだから。
ところで、この舞台は台本は良くないけど、椎名さんの演技だけで何とかなったという評価が聞こえてきました。まぁ、そうともいう。