セルフコーチングのセミナー

月に一度の会社の命により、セミナーを受けてきた。今月はセルフコーチングについて。
自分に向けて投げかける質問リストを準備しておいて、自分と対話してみようよっていう趣旨。まずはいろいろな質問を投げかけられている状態を作るために、グループで質問の投げ合いをしてみるとか、そういう企画もあり。

自分自身の考え方には偏りというか、少しはまりやすいポイントがあると思っているから、それを是正できる質問をあらかじめ手帳とかに書いておいて、何か考えごとのときに見返したりしたら役に立つのではないかと思う。

で、考えるといっても、何を考えるのか?セルフコーチングのネタというかテーマは何なのだ?セミナーでは、自分の生きる目的というか、そういうことについて考えることになった。講師の思いは「人生で最大のリスクは、どう生きるかを決めないこと」ということだから、そういうテーマになる。

その思いはたぶん、間違っていない。自分もそう思っている。ただ、そのテーマはあまりに重い。考えの持っていきよう次第では欝になるくらい重い。だからこそ、セルフコーチングによって欝の方に進んでいかない、考え方が一方向に寄りすぎない工夫が必要になるのだろう。

講師は、将来のビジョンを持つことで今を変えられるとも言っていた。これもまた、そうだと思う。もう、本当にごもっともなんですよ!
でも、自分を振り返ってみると、なかなか変えられていないような気がしてならない。たしかに変わっている部分もあると思うのだが、自分の意志で良い方向に変えたというよりは、なんとなくの流れとか、別の思いに任せた行動がそういう方向に変えざるを得ないように働いただけとか。

と、まぁ、いろいろ思うところがあるのだが、やっぱり考えないといけないことなんだろうな。最近、やっぱり考えないとな・・・という思いが増していたわけだし。んー。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。