地震から2日。あなたに出来ることは何ですか

あの大きな地震から2日が経ち、特に震度の大きかった地域は大変な状態が続いているものと思いますが、私の暮らす首都圏に関しては平穏を取り戻しつつあります。既に仕事に就いて私たちの生活を支えてくれている人も多いのですが、明日からまたふつうに仕事という人は非常に多いのではないかと思います。

さて、ここで考えたいのは私に何が出来るだろうかということです。
義援金や物資の提供があります。ボランティアに行くということもあるでしょう。献血をしようというアイディアもあります。そして、直接支援することにはなりませんが我々自身の生活を守るために節電をするというこもあります。輪番停電に備えるということもあるでしょう。

そして、何より大切なのは、自分の仕事をまたやっていくということではないでしょうか。
被災地の復興まで長い目で考えると、経済を回すということが何より重要です。
電力供給が少なくなったり、物流が途絶えたり、被災地に築き上げてきた設備などが失われたり、我々の経済環境にダメージを与えるような事態は数々あります。
しかし、そうしたことに我々、日常の生活を維持出来る者がめげてしまってはならないのです。
そのような状態であっても、経済を維持していく。世の中の血液とも言うべきお金を回していく。
被災地の経済が回らない分、さらに我々が頑張って経済を維持していく。
そうしなければ、被災地が復興することは難しくなる一方です。

では、どうすれば我々で経済を回し、被災地の復興につなげていくのか。
それは、私たちが自分の仕事をしっかりやっていくということです。
厳しい環境の中で仕事をやっていく中で、新しい経済、文化を生み出すことが出来るかもしれません。
そうして、私たちはこの国難とも言える事態を乗り越えていかねばならないのです。

あなたに出来ることは何ですか。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。