INOCCU VISIONの復活と書かなかった理由

INOCCU VISIONではご無沙汰していました。
ブログを閉じたわけではないのですが、しばらく書いていませんでした。

いろいろ思うところあって書かなかったり、また書き始めたりするのですが、その理由について説明しようと思います。記事をほとんど書かなかったこの約3ヶ月の間、私はある活動に没頭したり、別のブログに書いたりしていました。
それは、Artisan Edgeの活動で、Artisan Edgeというのは私のフリーエンジニアとしての活動のブランドであり、屋号です。
訳あって、来年1月から私は今勤めている会社を離れ、フリーランスのエンジニアとして活動することにしました。その活動におけるハコとしての役割を果たすのが、Artisan Edgeなのです。

Artisan Edge

実際にフリーランスとなるのは来年1月なのですが、現時点でも出来ることはやろうということで、今年の7月から活動を始めています。(なので、8月あたりからINOCCU VISION側が寂しくなったわけですね)
いくつか実績も出来ました。

  • WordPressを使ったサイト構築、技術協力 2件(コミュニティ、一般社団法人)
  • iPhoneアプリの開発とApp Storeでの公開 2件
  • Artisan Edgeのビジネスサイトの構築、公開
  • Artisan Edgeとしてのビジネスブログの構築、公開

あくまで、いま所属しているSIerでの仕事をフルでこなした上で、空いている時間(土日とか)にやったのが、上記の実績です。
Artisan Edgeとしての形が少しは出来たのではないか、と思います。

この中で、Artisan Edgeとしてのビジネスブログというのがありますね。ここもそれほど記事を書いたわけではないのですが、INOCCU VISIONに書かない分、こちらに書いていたのです。
しかし、いくつかの記事を書いたりしているうちに、当然始めたばかりでアクセスも来ませんし、なによりINOCCU VISIONとして培ったものを捨ててしまうのは惜しい・・・。

この「惜しい」というのは、私がブログについて繰り返し抱いている感想で、その度に書いた記事を統合したりして、今の4,000本近い記事を持つINOCCU VISIONが出来上がっているわけですが。(で、今回も統合しているわけですが。)

ただ、来年になると、本当にフリーランスとして、Artisan Edgeとして、世の中に出ていく必要があるわけで、使えるものは猫の手でも使えと言いますか、私としては総力戦で挑む必要があると思っています。
だから、INOCCU VISIONとか、Twitterでの@inoccuというアカウントは、どちらも数年の実績があり、積み重ねてきた記事、ツイート、そしてコミュニケーションがあるわけですから、これは使っていかねばなるまい。

少々、ゲンキンな考えのような気もするのですが、私としては総力戦であることを皆様にお示しするためにも、ブログはINOCCU VISIONでやっていく。個人の井上としても、Artisan Edgeの井上としても、ここでやっていく。という結論に至ったわけであります。

はっきり言って、INOCCU VISIONに書いてある記事の蓄積を振り返ると、こっぱずかしいものも沢山あるのです。初期はモーニング娘。のことしか書いてないし、中期は悩んでばかりいる。なにしろ、最も古い記事は2001年(当時はブログですらなかった)であり、もう10年以上経っているわけです。私が社会人になって東京に出てきたのが2000年ですから、ほとんどそこからの記録であるわけです。

でもまぁ、フリーランスの人というのは、単に仕事の出来映えとかだけではなく(もちろんそれが最重要とは思いますが)、全人的に醸し出す魅力みたいのものも、きっとあると思うのです。会社でいうところの社風というか。
今までの私を知っていらっしゃる方はもちろん、これから出会う皆さんにも私のことを知ってもらうために、このブログ以上の存在はないのです。だから、最新の記事はもちろん、古いものもちらっちらっと見ていただければ幸いです。

そんなわけで、ロマンスカーが多摩線に入りましたので、この辺で失礼いたします。
今後とも、INOCCU VISIONをよろしくお願いします。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。