東京オリンピックの決まったその日に

会社を作って以来、久々のブログです。
というのも、アルティザンエッジ合同会社が出来てから、いろいろとお話をいただき、忙しい日々を送っていました。
明日からは業務委託という形ですが、初めてアルティザンエッジのメンバーとして私以外の人にお客様先に出ていただきます。私もClub86でCakePHPの講師を始めました。それに、11月頃には某インターネットメディアで記事を執筆します。他にも、いろいろとお話をいただいています。本当にありがたいことです。

そんな中で久々にここでブログを書こうと思ったのは、昨日の夜から今日の朝にかけてTOKYO MXを見ていたからです。そう、2020年のオリンピック・パラリンピックの開催地の決定の瞬間です。
「TOKYO」という発表を聞き、「TOKYO 2020」と書かれた紙を見たとき、思わず声を上げてしまいました。1人の日本人として、10年以上東京に住む者として、素直に嬉しかったのです。

オリンピック・パラリンピックの開催には色々な声があって、多額の税金を使うことは知っています。今が1964年の東京オリンピックの時とは違い、高度成長の日本ではないことも知っています。しかし、昨年末のアベノミクスの始動から始まった何とはない日本経済の再生に向かう胎動が、この招致の成功で確実なものとなり、さらなる躍動の礎となるのではないかという微かな期待を感じたのです。

そのように思うのは、この招致活動に対して、私が期待していたことがあったからでもあります。この招致が成功したら、私は2020年までは東京で暮らそうという思いです。それは、今年、会社として立ち上げたアルティザンエッジを東京で7年後も続けていようということでもあります。
そして、願わくば7年後には、アルティザンエッジが2020年の東京オリンピック・パラリンピックに何でも良いから関わっていたい。そういう思いです。それは、アルティザンエッジが日本の躍動の一員となっていれば、不可能なことではないのではないか・・・。

オリンピック・パラリンピックというのは、あくまでスポーツの祭典です。だから、私自身としても今まで無縁であったスポーツに少しは触れていかないとなとかも思うのですが、スポーツ以外のところでもこうして一つの目標を与えてくれるのがオリンピック・パラリンピックの自国、しかも暮らす都市での開催ということではないかと思うのです。

July Tech Festaで貰ったTOKYO 2020 CANDIDATE CITYバッジと、JobSchedulerのバッジ。普段使いのボディバッグに付けていました。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。