最強と思っていたOCNホットスポットがそうでもなくて、今はWi2 300。

※注意 Wi2 300の契約を検討されている方は、こちらの記事も参考にしてください。

2012年7月に書いたこの記事・・・

が、未だに多くのアクセスをいただいておりまして恐縮なのですが、あれから2年近くが経ち、状況が変わっていました。

というのは、最近ちょっとSIMフリースマホの出入りが自分的にあるもので、OCNモバイルONEのSIMを買って契約したりということをしていたのですね。で、同じOCNのサービスということでOCNホットスポットもオプションとして付けられたりするので、このサービスが今どうなっているのかを調べてみました。

ホットスポットエリアがなくなっていた・・・

これに尽きます。

だいたい、2年前の記事でOCNホットスポットが最強だなと思った理由が、独自のホットスポットエリア+ローミングで対応するBBモバイルポイントの両方が使えて315円だということにあります。

結局のところ、公衆無線LANサービスの善し悪しは使えるエリアの数です。もちろん、使えるエリアが多くても、使っているユーザの数とか、通信速度とかの実質が伴っていなければ良くないわけですが、その辺は実際に使ってみないと分からないので、まずは目に見える数で判断せざるを得ません。

全国にエリア展開する公衆無線LANにおいても、そのメインプレーヤーはNTT(ホットスポット)、KDDI(wi2)、ソフトバンク(BBモバイルポイント)です。
その中でOCNモバイルポイントが素晴らしかったのはNTT系のホットスポットに加えて、ソフトバンク系のBBモバイルポイントも使えるということだったのです。

しかし、そのNTT系のホットスポットが2013年7月で終了になっている・・・。

ホットスポットエリアにおいては、2013年7月末で終了となりました。
なお、2013年8月以降は、BBモバイルポイント ローミングエリアで継続してこれまでどおりご利用いただけます。
http://service.ocn.ne.jp/mobile/hotspot/area/

それじゃ意味がないんだよ・・・。

BBモバイルポイントが使えるので、それなりに使える公衆無線LANではあり続けていると思いますが、少なくとも最強でもなんでもない。

今はWi2 300でしょ!

じゃぁ、2014年時点ではどこが良いのだ?ということになりますが、それはWi2 300です。

理由は2012年の記事でOCNホットスポットを推したのと同じで、Wi2 300では独自のWi2エリアに、ローミングでBBモバイルポイントが使えるからです。

いや、実は、もう1年以上Wi2使ってるんですよね。
自分がいくところ、だいたいWi2のエリアがあるし、使っている人が多いのか途中で切れたりすることもあるのですが、それなりに満足して使えています。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。