さよならSoftBank!BIC SIMにMNPすることにしました

iPhoneをまともに使い始めて以来、3年くらい使ってきたSoftBankから、BIC SIMにMNPすることにしました。

BIC SIMというのは、ビックカメラが売っているSIMなんですが、その実体はIIJmioのMVNOサービス+Wi2 300です。IIJmioで申し込むより、公衆WiFiスポットサービスとして評判の高いWi2 300が無料で付いてくるのがお得です。Wi2 300は月額300円なので大したことないのですが、もともとのMVNOサービスも月額900円〜3560円くらい(プランによる)なので、結構お得感があります。

SoftBankにどれくらい払っているのか?

現状、私はSoftBankと3回線の契約があります。

  • 自分のiPhone (代表回線)
  • 母が使っているiPad (2回線目:iPadゼロから定額キャンペーン)
  • 母が使っているiPhone (3回線目:スマホファミリー割)

で、毎月いくらくらい払っているかというと・・・

  • 自分のiPhone 6,867円(端末の分割支払金、月々割含む)
  • 母が使っているiPad 5,510円(端末代金支払済み)
  • 母が使っているiPhone 3,139円(端末代金支払済み)
  • 合計 15,516円

ちなみに、自分のiPhoneは、Macから時折使うテザリングを含め、毎月3GB程度のパケットを使用しています。
母(実家)が使っているiPadは、実家に他のネット回線がないため、毎月6〜7GBを使っているようです。ただ、第3世代iPadでLTEに対応していないため、パケットの使用上限はありません。
母が使っているiPhoneは毎月0.5GB〜1GB程度のパケット使用量で、電話としてしか使っていない様子です。

BIC SIMにするとどうなるか?

私が使っているiPhoneと、母が使っているiPhoneをBIC SIMにMNPします。もちろん、いま使っているiPhoneをそのまま使い続けることは出来ないので、別に端末を入手する必要があります。
私は既にSIMフリー版のXperia mini proを使っているので、それを使います。母の分は何か購入しなければなりませんが、どうせ電話としてしか使っていないようなので、1万円くらいで手に入るSIMフリーAndroidか、docomoのガラケーの白ロムが良いだろうと思っています。

母が使っているiPadはSoftBankで維持します。LTEの速さを知らないからか3Gで十分のようですし、何しろパケットの使用上限がないので、安心出来ます。

  • 自分 ファミリーシェアプラン+音声通話機能 3,560円
  • 母が使っているiPad 4,500円
  • 母 ミニマムスタートプラン+音声通話機能 1,900円
  • 合計 9,960円

なんと!
毎月、5,556円も安くなる計算です!!
年間では、66,672円も安くなる!!!

MNPするには、SoftBankに対してMNP手数料とか、年間契約の違約金とか払わないといけないのですが、それでも、年間7万円近く安くなるのなら、十分許容範囲。
で、手に入るのはキャリアの縛りのない「本当の自由」ですよ!

ところで、母のiPadも安くなっていますね。これは、SoftBankのゼロから定額キャンペーンでの1回線目(私のiPhone)が解約になると、料金プランが通常の定額プランに変わるためです(SoftBankのコールセンターに確認したところ、そうなるということでした)。
ゼロから定額キャンペーンは、3G通信を一切使わなければ0円というのが売りですが、母のように3G通信を使いまくると上限料金まで行ってしまい、通常の定額プランの方が安くなるのですね。

BIC SIMのプラン

まず「ファミリーシェアプラン」というのは、最大3枚までのSIMで、毎月3GBまでLTE通信(以降は200kbps)をシェアできて、月額2,560円というプランです。ここに音声通話のオプション料金である1,000円を追加すると通常の電話として使えるようになります。(050plusのようなIP電話ではなく、ふつうの電話です。)
私のiPhoneのデータ通信量が毎月3GB程度だったので、このプランにしました。テザリングで使っていた分は別で契約しているauのiPad miniがあるので、こちらに任せることにします。

ミニマムスタートプランは、SIMが1枚のみで、毎月1GBのLTE通信が使えます。これが月額900円で、そこに音声通話オプションを付けると、月額1,900円となります。

他に、ライトスタートプランもあって、毎月2GBのLTE通信が使えて1,520円です。(音声通話を付けると月額2,520円。)

さらに・・・

最初に書いたように、BIC SIMとIIJmioのプランの違いは、Wi2 300が付くか否かです。
私は現時点でWi2 300を契約していたので、これを解約して、BIC SIMに付いているWi2 300を使うことが出来ます。
これで、月額300円、年間で3,600円の節約となります。素晴らしい。

BIC SIMのサービスを提供しているIIJmioのMVNOサービスはかなりの人気を集めているらしく、音声通話のMNPが始まった4月17日以降、処理が非常に混み合っているとのことです。
私がMNPを申し込んだのは今日ですが、ゴールデンウィークに入ることもあり、新しいSIMが届くのはいつになるか・・・。届いたら、また書きます。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。