【福岡遠征シリーズ1】博多ほろよい通りの「昭和復刻大衆酒場」でさつま揚げの串揚げ

さて、仙台遠征シリーズがとりあえずの大団円となったところで、お次は福岡遠征シリーズをお届けします。
福岡には何度も行っているので、hitorino.meを始める前から何となくTwitterとかFacebookに上げていた写真とかもあるんですね。なので、その辺も織り交ぜて、どばっとご紹介!

博多駅には「博多ほろよい通り」がある

博多駅のコンコースを新幹線側に歩くと左手に見えてくるのが、AMU EST(アミュエスト、以前はデイトスだったような)の「みやげもん市場」。エキナカですから、土産物店は当然にあります。で、みやげもん市場に入ってさらに進んだどん詰まりにあるのが「博多ほろよい通り」なんですな。

博多駅は九州新幹線の開通に合わせて新しくなったので、この辺もまだ真新しい感じがします。でも、そこにいる人たちは朝から飲んでるんだなぁ。

で、入ったのがこちら。「昭和復刻大衆酒場」。なんだか仰々しい名前だけど、店のおばちゃんが「どうですか〜」と元気な声を出していたので、なんとなく入ってみたのです。

お通し。酢の物ですね。さっぱりして、箸休めにうってつけ。

「昭和復刻大衆酒場」は朝11時のオープン。メニューを見ると、居酒屋にありがちなランチメニューのようなものが一切ない!朝11時から完全なる飲み屋なんです。

さっきまで店の外で声出しをしていたおばちゃんに聞いてみると、「うちの前の店は10時からだけど、朝から飲みよる人でいっぱいよ〜」とのこと。
ここ、博多駅の中なんだからね!

博多に来たら食べたい胡麻サバ

僕が博多に来たら絶対食べたいもの、それはサバの刺身。

サバは「サバの生き腐れ」というくらい腐りやすい魚なので、よほど鮮度が良くないと刺身では食べられない。だから、東京の回転寿司なんかだとサバといってもシメサバで、生のサバはめったに出てこない。たまに関サバという名前にならなかった豊後サバが出てきたりすると、生で行けるところもあるようですが。

で、博多だったらサバの刺身は「胡麻サバ」として出てくることが普通。
サバの刺身に、胡麻とネギ(ネギは万能ネギと呼ばれる小ネギでないといけない)を乗せ、甘みのある醤油だれをかけます。
後は好みでワサビを乗せて食べれば良い。

サバの脂が胡麻で中和されるのか、実に食べやすく旨い。

串焼き2品

「昭和復刻大衆酒場」でプッシュされていたのが串焼き。普通の焼き鳥もあるんですが、メニューの奥の方に追いやられていて、中心に据えられていたのは串焼きの方。今回は、和牛小肉とハラミをチョイス。

串揚げ2品

お次は串揚げ。注目したいのは、これ。「さつま揚げの串揚げ」。
すっかり世間話で仲良くなっていたお店のおばちゃんに聞きました。

「あの、串揚げのところに書いてある『さつま揚げ』というのは、さつま揚げを串揚げにするの?」
「そぅよぅ、珍しいとでしょう!」

やっぱり、さつま揚げを揚げるのか。さつま揚げ自体が既に揚げられているものだから、ある意味で二度揚げってこと?
団子状のさつま揚げを素揚げしているので、出来たてのさつま揚げを、ハフハフ言いながら食べている感じ。味の変化が欲しければ、添えられているマヨネーズを付ける。

これは有りですよ。東京の九州料理店でもさつま揚げを出しているところは多いのですが、平べったいやつを切って出すところがほとんど。騙されたと思って、一度揚げてみると良い。

最後は、ゲソ天。
串揚げといっても天ぷらだね。(串カツもあったけど、頼まなかったので・・・)
天つゆを付けていただきます。
博多の近くには呼子というイカの名産地があるので、このゲソ天も旨かったです。

まとめ

ということで、博多ほろよい通りから「昭和復刻大衆酒場」を紹介しましたが、この通りには一人飲みできるところがいっぱいあるんですね。
僕もまだ完全制覇したわけではないので、いずれ制覇したいところです。今回のシリーズの中で、もう1軒くらいは紹介したいと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。