ITCA届出組織を結成することになりました

ちょっと久しぶりのITコーディネータ活動に関する投稿ですが。。。

ITCA(ITコーディネータ協会)には、ITコーディネータを中心としたコミュニティを届出することで、ITCA届出組織になることができるという仕組みがあります。
ITコーディネータになるには、試験に合格するほか、ケース研修を受講する必要があり、その研修の同期生で結成することが多いようなのですね。

で、私たち同期生も結成することになったのです。

昨日、千駄ヶ谷にある綺麗なオフィスの会議室をお借りして、届出組織結成の打ち合わせを行いました。

上の写真のように、名前も決まりました。

「ITC-Neo研究会」。
英語では、”IT Coordinator Neo Research Group”です。

サラリーマンNEOじゃないよ。

なぜ、Neoなのか

Wikipediaによれば、Neoには2つの意味があるそうです。

ネオ (Neo) は、ギリシア語で「新しい」を意味する語である。主に接頭辞として使われる。英語では、「復活〜」などの意味をもつ。

まず「新しい」の方は、時代に即した「新しいITコーディネータ像」を作り出したいという意気込みです。

「復活」の方は、ITコーディネータ制度ができて15年が経ちますが、当初掲げられていたITコーディネータの役割はきちんと実現されているのだろうか?

私はまだITコーディネータになったばかりなので、実際のところは分かりません。ただ、そもそもITコーディネータという存在を知らない人が多いし、私自身もこの資格を取ろうと思う前は、名前は聞いたことがあるけど、何をやっている人か分かりませんでした。
おそらく、多くの人はその程度の認識でしょう。いや、ITコーディネータという名前すら聞いたことがないかもしれない。

だとしたら、いま一度、制度ができたときに掲げた役割をしっかりと認識し、実現に向けて微力を尽くしていこう。そうした思いをNeoのもう一つの意味である「復活」に持たせたのです。

ITC-Neo研究会はオープンな組織

初代の代表は、僭越ながら私が務めることになりました。

この会はケース研修の同期生のみで運営するクローズドな組織にするつもりはありません。

ITコーディネータだけでなく、ITコーディネータを目指す人等を含め、会員1名以上の推薦があれば、入会できるという条文を規約に盛り込みました。
また、開催する勉強会には、会員以外の方も歓迎します。

他のコミュニティ(ITCA届出組織以外を当然含む)との連携も、実現していきたい。

そういうオープンな運営を図りたいと考えています。

ということで、会のWebサイトも今後立ち上げていきますので、また動きがありましたらご報告いたします。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。