55型のジェネリック4KテレビSANSUI SDU552-B1を購入

ある日、最寄駅の近くにあるドン・キホーテをぶらぶらしていたら50型クラスの大型液晶テレビが5〜6万円で置いていたので、急に興味を持って購入することにしました。それまでは10年近く使ってきたPanasonicの32型テレビだったのですが、最近引っ越した今の家の居間だとちょっと小さいかなとは思っていたので。

ドン・キホーテだと、オリジナルブランド情熱価格の大型液晶テレビシリーズがありますが、店頭で映像を見比べてSANSUI SDU552-B1になりました。価格は展示品で6万円くらい。だいたい1インチ1,000円ってことですね。

SANSUIブランドはドウシシャがやっている

私くらいだと世代でもないのですが、調べてみるとSANSUI(山水電気)は一流オーディオメーカーとして名前が知られていたようです。山水電気は2014年に倒産しているので、現在はSANSUIブランドとして世界各国でライセンシーが取り扱っているとのこと。日本ではジェネリック家電を扱うドウシシャがライセンシーになっています。

日本匠設計

本体の右下にはこのようなステッカーが貼ってあります。ドウシシャの製品サイトでは「4K 美・彩・細エンジン搭載日本製ボード」と説明されていますが、どうやら東芝製のメインボードを使用しているとのこと。

東芝製のメインボードを積んだテレビはジェネリックREGZAなどと呼ばれていて、ドン・キホーテの情熱価格ブランドのテレビもそうなのですが、一方で東芝が「性能・品質を保証するものではない」というアナウンスも出ています。

55型の迫力!ただ、音はダメ

なぜ「華丸・大吉のなんしようと?」なのかはさておき。

正直言えば、映像がどうだとかは言えません。AV(Audio & Visual)マニアとうわけでもないので。ただ、55型というのはデカい。それだけは間違いありません。プロの方が書いたレビューを読むと、画質がダメだとか、いろいろあるかもしれません。でも、常時ハイブランドのテレビと見比べているわけでもないし、自宅の設置環境だって窓際で日光が画面に写り込んじゃうとかいろいろあるわけです。だから、細かなことは言っても仕方ないように思うのです。とにかく、55型というサイズが細かな不満はすべて打ち消してくれる。それだけの迫力があります。

一方で、音に関してはダメです。全然ダメ。これだけは私も妻も共通した意見で、家に設置して1日でそういう結論になりました。

そこで追加購入したのがまたしてもドン・キホーテで、情熱価格のテレビ用スピーカー。テレビの左右に立ててあるやつですね。テレビと両方合わせて7万円弱になりますが、これで見違えて音が良くなりましたし、良しとしましょう。

起動が遅いのが難点

リモコンで電源ONしてから30秒ほど待つんですね。購入時に店員さんにリモコンを持ってきてもらって、操作のレスポンスなどを確認しました。チャンネル切り替えや番組表のレスポンスは普通なのですが、電源ONからの起動の遅さが気になりました。

まぁ、そこは妥協ポイントかなと思います。居間に置いてあるテレビなので、起動は1日に2〜3回程度ですしね。

HDD録画機能あり

Panasonic DIGAをつないでいるので使っていないのですが、HDD録画機能が付いています。USBでHDDを接続すれば、録画可能です。

HDMI接続は3系統で、うち1系統のみ4K入力が可能。上記のテレビ用スピーカーの接続もHDMIコネクタを使うので、DIGA、Apple TV、スピーカーで3系統をフルに使っている状態です。

とにかく55型は凄い

繰り返しになりますが、55型って凄いんですね。この画面の迫力だけでOKと思えてしまう。

それがこの値段で購入できるようになったのだから、良い時代になったものです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。