ITC報告書を読む

昨日書いたITC Future Dialogのイベントの中でやった、ITCレポートの報告書をまとめる作業の成果です。

ITC(ITコーディネータ)は、もともと当時の通産省からの諮問でIPAがまとめた、このレポートをもとに制度ができました。だから、このレポートを読み返すということは、初心に戻ることを意味します。

レポートの中で私は第4章のITCの活用促進策を読んで、整理しました。
ITCのネットワークが重要であることは常に言われていますが、それはこのレポートの時点からだったというのは初めて知りました。
また、ニーズについてもCIOや中小企業経営者の相談役というだけでなく、ベンチャー支援も念頭に置かれていたことも意外に感じました。

ここで、ベンチャー支援を意外と感じたのは、あまりそういう事例をITCでは聞かないからかもしれません(私の知識が薄いだけかもしれませんが)。

ITCの初心に戻りつつ、今後の活動に活かしていきたいと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。