勉強会に登壇させていただき、自分のこの数年を振り返る

今日はITコーディネータの勉強会に、外部登壇者として登壇させていただいていました(Zoomで)。その勉強会には3年前も登壇させていただいていて、その時はAI・IoTの基本的なお話をしました。今振り返ると、その後のAI研修でお話している内容と同じだなと思ったりして・・・。(もちろん、AI研修では実習などもあるので、同じではないんですけどね。)

今日お話ししたのは、前回の登壇からの3年間で私がやってきたこと、要するにIoTがテーマのビジネスコンテスト「北九州でIoT」に参加して、株式会社ビビンコの創業に至り、そこでやっている試行錯誤、七転八倒・・・。そんな話を交えつつ、AI・IoTの苦労ごとについてです。

まだ成功事例じゃないので、ある意味で反面教師として聞いていただければと思いつつ、でもこれがリアルだしな、とも思いつつ。もちろん、外部に言ってはいけないこともあるので、そこはちゃんと守りつつですけどね。

AIとIoTで日本を変えよう!

今日の登壇資料を作っているときに、そのまとめでこんな画像を貼り付けました。

2016年11月21日に書いた、私のサインですね。最初の著書「初めてのWatson」を書いたときに、何人かの方からサインを依頼されて、書いたんですね。そのサインを写真に撮って、いただいたものです。
この時がたぶん初めて書いたサインで、何か一言書いて欲しいと言われて書いたのが、このフレーズでした。それからしばらくは、このフレーズをサインに書き添えていました。

何となく書いたフレーズですが、このフレーズは自分にとってどういう意味を持っているのだろうと思ったりします。たしかに、AIとIoTでこの数年間やってきました。AIの本を書き、AIを研修で教え、もちろん実践も行い、IoTがきっかけになって会社を立ち上げました。

でも、それで自分は何がどこまでできたのだろう。「日本を変える」には至っていませんが、私の研修に参加いただいた方から、そういう方が出ていればな・・・と思ったりはします。もちろん、私も実践者ですから、少しでもそういうことをしたいところですが。

そんなこんなで、今回の登壇は自分を振り返る上でも大切な機会となりました。聞いていただいた皆さんのお仕事などに少しでも役立っていれば何よりです。

登壇資料については、すぐにどこかで閲覧出来るようにする予定はないのですが、何かのタイミングで一部でも公開できれば・・・と思っています。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。