PEN Liteで鉄道写真が撮れるか

オリンパスのミラーレス一眼であるPEN Lite E-PL1sを買って、数日は部屋の中でオートフォーカスを試してみたり、ベランダから夜景をなんとなく撮ってみたりするだけだったのですが、昨日、ついに撮影に出かけました。

PENを選んだのは、そのどこにでも持ち歩けるサイズと、型落ちのためにかなり安くなっていたためです。あと、宮崎あおいというのもあるけど。
で、気になっていたのはミラーレス一眼はオートフォーカスが遅いから、動くものを撮るのに弱いということでした。なにより撮りたいものの一つに鉄道があったわけで、じゃあだめじゃん!ということになるわけですが、結局安さに負けて買ったわけで。

昨日は鉄道も撮りました。その結果をみて、鉄道が撮れるか判断してもらいたいと思います。ちなみに、私はカメラといえばケータイか、せいぜい安いコンデジくらいしか触ったことはありません。かなりの初心者であり、まだ絞りとかシャッタースピードとか、良くわかっていない状態です。だから、撮影モードも全自動のiAutoだけです。

 

まず、停車中の電車の撮影。停車中ならオートフォーカスの速度とか関係ないですもんね。
まあ、良く撮れていると思います。その程度ならコンデジでも撮れるだろ!という話もあると思いますが、やっぱりミラーレスでかなり小さいとはいえ一眼ですから、好きで写真を撮っている感があって、小心者の私でも堂々とカメラを構えられるのはメリットではないかと。

続いて、走行中の電車です。秋葉原の昌平橋付近で上を見上げて撮ったので構図というか角度的にどうよって感じですが、それなりに撮れているのではないかなと思います。
あらかじめフォーカスを合わせておいて、シャッターボタン半押しで電車が来るのを待って、ここぞという時にシャッターを切る。やったことは、それだけです。
結局、フォーカスを合わせた状態で待っているので、オートフォーカスの遅さは関係ないわけですね。これで連写とかしたら、もっと良いのかもしれません。ただ、私のPENは連写性能が1秒3コマなので、その辺はやっぱり弱いのかもしれません。

PENを買う前に、すでにPENを持っている友人から鉄道を撮るならやめた方が良いと忠告されました。彼は競馬で馬を撮ろうとして手こずっているようです。その経験ゆえのアドバイスだったのですが、どのコースを走ってくるかわからない馬と比べると、鉄道はレールの上を走って来るので、まだ撮りやすいのかなぁと思います。

そんなわけで、買う前は不安だったPENですが、これだけ撮れるのが分かったので、安心して鉄道の撮影に出かけられそうです。

案外、ネットではPENで鉄道を撮るという話がないので、ご参考まで。’

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。