ShuttleのベアボーンXH97VでWindows10 PCを組み上げた(組み立て編)

前回の購入編に引き続き、今回は実際に組み立てについてです。

XH97V外装

P1000198

全体はこんな感じ。

P1000200

前面は2つのフタに覆われています。上部は薄型光学ドライブ、下部は各種インタフェース類です。
前面だけでUSBが4ポート(USB3.0×2ポート、USB2.0×2ポート)あるのは嬉しいですね。

P1000201

裏側。上部にある大きな2つのネジを外すと、上蓋が外れて内部にアクセス出来ます。
中央部にディスプレイポート×2ポートとHDMI×1ポートが見えます。HDMIポートの上にあるのは、今となっては珍しいCOMポート。
電源は本体にはなく、ACアダプタを使うので、DC INジャックがあります。

XH97V内部とパーツ取付

P1000203

上蓋を開けると、3.5インチベイ用の金具が取り付けられていました。
この金具を使った場合、3.5インチHDDが1個だけが内蔵できるドライブとなります。(他に、マザーボードにeSATA SSDが取り付けられるます。)

P1000204

2.5インチベイ用の金具も付属しています(写真右)。
この金具を使うと、2.5インチHDD(またはSSD)ドライブが2個、さらに薄型光学ドライブの内蔵が可能となります。(さらにeSATA SSDで合計4ドライブ。)

CPUと冷却構造

P1000205

CPUの冷却は特殊な構造で、CPUに載せるタイプのCPUファンは使用しません。
CPU取付部と本体のファンを、2本の管で結び冷却・放熱します。

P1000208

CPU(今回はPentium G3258)を取り付けます。

P1000209

反時計回りに90度回転させた写真ですが、CPU冷却器具を取り付けます。

メモリとeSATA SSD

P1000212

メモリはCPUとヒートシンクの間に2枚。(8GB×2枚=16GB)

P1000213

メモリの横に、eSATA接続のSSD 256GB。

無線LANモジュール WLN-S

P1000215

ハーフサイズのPCI Expressスロットに、純正オプションWLN-Sの無線LANモジュールをセットします。

P1000214

無線LANモジュールから、アンテナ接続部をケースの外に出します。

一応、完成

これで一応完成。
ドライブの取付金具を使っていませんが、mSATA SSDも接続してあるので、これで充分にPCとして使えます。(現在では2.5インチHDDを2ドライブ取り付けてあります。)
WLN-Sの取付に少し手間取りましたが、1時間足らずで完成です。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。