独立して3周年となりました

私がArtisan Edgeという屋号を掲げて、税務署に開業届を出したのが、2012年7月7日。ついに、3周年となりました。

実際に、その屋号で売上が上がるようになったのはその半年後くらいからですが、以降は無事、今日までやって来ることができました。開業から1年後の2013年7月5日にはアルティザンエッジ合同会社として法人化して、いまに至ります。

今日は、これまでの軌跡を振り返っておこうと思います。

1年目(2012年7月~2013年6月)

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この頃は、こんな感じだったねぇ。。。

2012年7月の時点では、まだ企業に所属してシステムエンジニアをやっていたので、開業届を出したといっても、直接的に売上につながるようなことは、何もしていないのです。

このブログの最初の記事にもあるように、まずはiOSやAndroid向けのアプリを公開する際の屋号から始まっています。アプリは、いくつか作って公開したのですが、特にどうなるということはなく。自分としても、アプリでどうこうしようというより、アプリを公開するという経験をしたかったということかもしれません。

ビジネスとして動き始めるのは、2012年の年末から。所属していた企業が親会社と合併することになります。社員は全員転籍できることになっていたのですが、私は転籍せずに、そこで退職を選びます。いずれ独立したいと思っていたので、このチャンスで踏み切らなければならないと思ったのです。

合併先の親会社から、それまで続けていたお客様先での仕事をそのまま出していただけることになったので、独立当初から仕事がある状態になったのはありがたいことでした。

お客様先の仕事で、独・SOS社が公開しているJobSchedulerというオープンソースを使うことになり、その調査結果をいろいろとブログで公開していたことで声を掛けていただき、JobSchedulerの日本でのユーザグループ立ち上げに参画しました。

2年目(2013年7月~2014年6月)

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まぁまぁ痩せたね。

2013年1月から正式にフリーになったのですが、その頃から「会社にしたら?」という声をたくさんいただくようになりました。特にある方からは猛烈なプッシュもあり。。。

ついに、開業届を出してから1年後の2013年7月5日に、アルティザンエッジ合同会社として法人化します。本当は、開業日と同じ7月7日にしたかったのですが、その日は日曜日だったので、法人設立日として指定できなかったのです。

法人化してからは、お客様先との直接契約ができるようになったり、外注をお願いできるようになり、会社にすることで仕事が広がることを実感しました。

JobSchedulerのユーザグループでの動きとして、2013年7月にJuly TechFestaに登壇。2014年1月には@ITへの寄稿を行います。また、2013年9月には、Tech Garden Schoolでプログラミングの講師としてデビューするなど、活動の範囲が徐々に広がっていきます。

一方で、会社として人を雇って大きくしていくべきなのか、自分一人でやる路線を継続するのか、そもそもどういう仕事をやっていくのか、今までと同じエンジニアとしての仕事をしていくのか、それ以外なのか、といったことを煩悶していた時期だったと思います。

アルティザンエッジ合同会社が、いわゆるITベンチャーとしての成り立ちではなく、フリーランスの法人成りとして出来ているため、きちんとした経営ビジョンや戦略がないままであったのが、悩んだ原因です。

3年目(2014年7月~2015年6月)

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んー。ほぼ、今の自分だね。

法人としても第2期。お取引先様との安定した関係の中で、次への布石を模索します。

その中で見つけたのが、ITコーディネータという資格でした。
エンジニアとしての仕事を続けるなら、フリーランスエンジニアと同じようにどこかと契約して開発プロジェクトに入るか、会社としてエンジニアを雇って自分は経営に専念するかというパスになります。そのどちらも、自分が進みたい方向ではないと思いました。会社としては、個人事務所程度の規模を維持したい。でも、開発プロジェクトのメンバー以上の仕事がしたい。その回答として、経営とITの架け橋を担う、ITコーディネータという存在に賭けてみようと思ったのです。

「賭ける」というより、自分の立ち位置をしっかり定義したいという思いが強かったのかもしれません。ITコーディネータという資格は、取れば仕事にありつける、安泰であるというような資格ではありません。そんなことは、まったくない。資格を取ったところで、どう活かしていくかは自分次第です。自分の持つスキル・ノウハウと、ビジネスセンスが問われています。

「ITコーディネータという仕事をしよう」というのではなく、「経営とITの架け橋」に自分がなること、そこでどうビジネスしていくかを自分で考えることをしようと決めたわけです。所定の研修受講と資格試験の合格の後、2015年5月にITコーディネータとして認定を受けました

そして、これから

ITコーディネータの認定を受けてから、既に2社で活動をさせていただいています。うち1社は、ITコーディネータの同期の方のお手伝いですけどね。でも、仲間と一緒にそういう活動が出来るというのは、共に研修を受け、試験勉強での情報交換を重ね、同じタイミングで認定を受けたおかげです。

これから、どうしていくのか。

既述のとおり、経営とITの架け橋という立ち位置でのビジネスを進めていくことを考えています。まだまだ足りない知識、経験はあるし、そこをインプットしていく活動は愚直に進めていくしかありません。

一方で、インプットばかりしていてもダメ。このブログもありますが、もっと世の中に出て、人に会って、アウトプット出来る場所を積極的に求めていきたいと考えています。アウトプットする以上は、人の役に立っていたい。社会の役に立っていたい。それは何なのかは、常に追い求めていなければならないだろうと思います。

あと、2020年の東京五輪が決まったときに、その興奮もあって、こんなことを書いています。

私は2020年までは東京で暮らそうという思いです。それは、今年、会社として立ち上げたアルティザンエッジを東京で7年後も続けていようということでもあります。
そして、願わくば7年後には、アルティザンエッジが2020年の東京オリンピック・パラリンピックに何でも良いから関わっていたい。そういう思いです。それは、アルティザンエッジが日本の躍動の一員となっていれば、不可能なことではないのではないか・・・。

この思いが実現できるよう、今後も頑張っていきますので、皆さま、よろしくお願いします。

この記事を書いた人

井上 研一

経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア/ブロガー。
井上研一事務所代表、株式会社ビビンコ代表取締役、一般社団法人ITC-Pro東京理事。
北九州市出身、横浜市在住。 AIやIoTに強いITコーディネータとして活動中。著書に「初めてのWatson」、「ワトソンで体感する人工知能」など。セミナーや研修講師での登壇も多数。

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