Stinger3のカスタマイズ (1) 最低限の基本設定とプラグイン

きのう導入したStinger3ですが、テーマの導入と同時に、最低限のカスタマイズもやっていました。

Stinger3の公式サイトを参考にしました。

基本設定

<参考> SEOにも効果のあるWordPressの基本設定

  • タイトル →「INOCCU VISION」ですね
  • キャッチフレーズ →これはまだやっていません
  • 更新情報サービス →PINGの打ち先です
  • 1ページに表示する投稿数 →SEO的に20件以上が良いそうなので、とりあえず30件にしました
  • メディア設定 →画像大サイズの横幅を546pxに(MarsEdit側も合わせておく)
  • パーマリンク設定 →これは以前のものを引き継ぎます(設定を変えるとパーマリンクが壊れてしまうので)

プラグイン

<参考> WordPressにおすすめのプラグイン~STINGER3を更に強力に~

導入したプラグインは以下のとおりです。
Stinger3の公式サイトでオススメとされていても、入れていないものも結構あります。追々入れるかもしれませんが、とりあえずは必要最低限です。

プラグインを入れると機能が増えるので、どんどん入れたくなりますが、入れすぎると表示速度が遅くなったり、プラグイン間の衝突といった事態も出てきますので、少数精鋭で行くのが良いのです。

ちなみに、既存のWordPressサイトにStinger3を適用する場合「このプラグインは要らない」というリストが公式サイトに上がっています。参考にすると良いでしょう。

  • Akismet (WordPressデフォルト)
  • WP Multibyte Patch (WordPressデフォルト)
  • Jetpack by WordPress.com
  • Google XML Sitemaps
  • Broken Link Checker
  • Redirection
  • Auto Post Thumbnail
  • Syntax Highlighter for WordPress

特にオススメのプラグインを2つ紹介しておきます。

Jetpack by WordPress.com

Jetpack

WordPressを提供するAutomattic社が提供している、WordPressのクラウドサービスWordPress.comの豊富な機能を、セルフホストWordPress(自分のサーバに導入したWordPress)で使うためのプラグインです。
このプラグインもAutomattic社が提供しているので、昔のWindowsとWindows Plus!の関係みたいなものです。(たとえが古いか・・・)

JetPackはとにかく機能が豊富なので、これ一つ入れるだけで不要になるプラグインがたくさん出てきます。
例えば、「WordPress.com統計情報」はアクセス解析ツールでずっとお世話になっていますし(Google Analyticsと併用)、最近見つけた機能が「コンタクトフォーム」。これがあると、お問い合わせページを作るための定番プラグインcontact-form-7が不要になります。

Auto Post Thumbnail

Stinger3では記事毎のサムネイルがデザインで有効活用されているので、記事投稿時にサムネイルを登録しておくと、一気に華やかになります。
でも、面倒なんですよね、サムネイルの登録。
特に、Macで有名なブログ投稿支援アプリであるMarsEditを使っていると(まぁ、私ですが)、記事の投稿はMarsEditで出来ても、サムネイルの登録は結局WordPressの管理画面からやらないといけなくて、さらに面倒です。

以前は、記事の一番最初にある画像を自動的にサムネイル化するプログラムを作って、テーマに忍ばせていたのですが、それと同じことをするプラグインがありました。それが、Auto Post Thumbnail。
私の書いたプログラムだと、記事の表示毎にサムネイルを作る(もちろん、キャッシュはしますが)ので、表示が少し遅くなってしまうのが気になっていました。このプラグインは、画像のサムネイル化を記事の投稿時にやるので、表示が遅くなりません。

これで、サムネイル登録のうざったさは一掃されます!

次回は・・・

次回は子テーマについて書こうと思います。
そろそろ(まだ1日ですが)、Stinger3のバナーがトップページに出ているのが気になってきたので。あと、ファビコンもStinger3のものになっているし・・・。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。