日本武道館

日本武道館

アーティストの聖地、日本武道館・・・。だが、今では、案外簡単に日本武道館公演が出来るようなので、それほどでもないような気がする。
日本武道館の初代会長は正力松太郎、現在の会長は塩川正十郎とのこと。

日本武道館の最大の特徴は、例の玉葱状の屋根もあるが、スタンド席が一周する座席配置を挙げなければならない。ステージから見ると360度にファンがいるという状態になる。座席はステージ前のアリーナ席(代々木と同じ)と、北・北東・東・南東・南・南西・西・北西の1階スタンド、2階スタンド。

客席からの視点でいうと、他の会場とは何だか雰囲気が違う。特に2階スタンドの視点ではステージが近いのだ。元々「武道」館であるため、ステージとアリーナのある1階部分が正方形だからと思われる。ただ、2階スタンドは高い。かなり急な角度で競り上がっている。よって、それほど見やすいわけではない。そもそも座席や通路が狭く、飛ぶのも怖い。

アリーナ席はパイプイスの配置がきつめで、前との空間が最小限にしかない。かなり窮屈。
配列は、前方ステージに向かって左端がA1ブロック、そこから右に向かってB1、C1…と続き、J1くらいが右端。(但し、公演によって異なる)
また、後ろに向かってA2、A3となる。(公演によって最前列のブロックの右端がJなら2列目のブロックの左端がKということもあるらしい)
1つのブロック内では、1、2、3…と番号が振られており、横に5つのパイプイスを並べてあれば6番は2列目ということになる。

市井紗耶香の卒業コンサートで「初の武道館」と謳ってから、しばらく離れていたが、2005年のモーニング娘。コンサートは日本武道館に戻ってきた。4期メンバーのお披露目の場所であり、石川梨華の卒業式も行われた。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。