柳家権太楼「代書屋」

ネットで楽しめる落語を紹介するシリーズの第8弾。私としたことが、まだ柳家権太楼さんを紹介してなかったとか!

柳家権太楼「代書屋」

権太楼さんは面白いですよ。噺はもちろん、仕草に表情も。

「代書屋」は、もともとは上方の噺で、4代目桂米團治が代書屋を営んでいたことから生まれたもの。桂枝雀さんが得意としていたことも有名。もともとは出てくる地名も大阪のものですが、権太楼さんの口演では東京のもの(荒川区町屋)に変えています。

ところで代書屋は、今の行政書士のルーツといわれる職業。字の読み書きが出来ない人が多かった時代に多くいたようです。今の行政書士は隣接法律職として、代書屋とは全く違う職業になっていますが。

ぜひ、権太楼さんの噺で笑ってください。



この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。