ネットで楽しめる落語を紹介するシリーズの第8弾。私としたことが、まだ柳家権太楼さんを紹介してなかったとか!
権太楼さんは面白いですよ。噺はもちろん、仕草に表情も。
「代書屋」は、もともとは上方の噺で、4代目桂米團治が代書屋を営んでいたことから生まれたもの。桂枝雀さんが得意としていたことも有名。もともとは出てくる地名も大阪のものですが、権太楼さんの口演では東京のもの(荒川区町屋)に変えています。
ところで代書屋は、今の行政書士のルーツといわれる職業。字の読み書きが出来ない人が多かった時代に多くいたようです。今の行政書士は隣接法律職として、代書屋とは全く違う職業になっていますが。
ぜひ、権太楼さんの噺で笑ってください。