昨日、ITコーディネータ協会主催で新開講した「Power BIで体験するデータ分析実践研修」に登壇しました。
ITコーディネータ協会でPower BIを扱った研修は以前にも1回だけやったことがあったのですが(その時のメインはExcelでPower BIはオマケ程度でしたけど・・・)、今回はPower BIオンリーの講座です。他の研修機関でもPower BIを扱った講座が始まっており、データの分析とか可視化といったことに対する関心が高まっていることが分かります。特に、ITエンジニアというよりビジネス寄りの方の受講が多いように思います。Excelよりもう一歩先に・・・という感じでしょうか。
昨日は、ITコーディネータさん向けとあって、Power BIの操作そのものにも多くの時間を割きますが、それだけではなく、いかにデータ分析をビジネスの中で活用していくのかというお話を長めに時間設定しました。ただ、データがあるからPower BIを使ってみよう・・・では、ビジネス上のインパクトは特にないでしょうから。当然のことですが、何かビジネス上の目標、目的があって、そのFit-Gapを評価し、改善アクションを打って、その効果をまた評価するためにデータ分析を行い、Power BIを活用する・・・と、ならなければいけないのですね。
今年の登壇は37本
と、それはさておき、昨日が今年最後の登壇となりました。1年分のカレンダーを遡って数えてみたのですが、プログラミングスクールとか、研修動画の事前撮影といったものを除いて、37本の研修・セミナーに登壇したようです。
1日に3時間の研修を2本ということも多いので、37日登壇したというわけではないのですが、準備の期間等を合わせると1年の15%くらいの日は研修・セミナーのために投じたということにはなると思います。弊社(株式会社ビビンコ)のミッションとして(というか1人会社なので私の・・・ですが)、「ITの価値を遍く拡げる」というのを掲げていて、こうしたIT教育に関する活動はまさに「遍く拡げる」活動であると思っています。
企業などにITを導入するのも、ITの価値を拡げることになります。ITがあって便利だな、日々の仕事・生活が良くなったな・・・というのは、まさにITから享受できる価値であって、そう感じる人を1人でも増やすことはITの価値を拡げているわけです。
一方、IT教育は、ITを使いこなせる人、さらに言えばITを作る側に回る人を増やし、既にITを作る側の人をエンパワーする活動です。ITは技術だけが先に進んでもダメで、それを使いこなせる人が増えないと意味がないのです。あくまで、人間の道具としてのITなので。
来年は対面型増えるかも
その37本の登壇のうち、対面型でできたのは2本でした。最初からオンライン開催だったものもあるし、対面型で企画していたけど急遽オンラインに切り替わったものもあります。
ちょうど昨年の今頃、首都圏から北九州にUターンしてきて、それでもこれだけの数の登壇機会をいただけたのは、オンラインさまさまなわけですが、それでもやっぱり対面型でやりたいという思いもあるわけです。両方が半々くらいなのが理想かなと。
コロナ禍の前は対面型しかなくて、9割以上は東京開催でやっていたので、地方の方が受講しようと思うと宿泊出張が必要。どうしても首都圏在住の方との格差が生じていたと思います。それが、昨日のPower BI研修は首都圏の方が4割くらい。あとは北は岩手県、南は沖縄県までの方に受講いただきました。コロナ禍が終わった後でも、オンライン研修は減らすわけにはいかないと思います。
来年の登壇予定も幸いたくさんいただいています。地元では久留米市でセミナーが3回ありますし、北九州市内でのプログラミングスクールも始まります。また、千葉県の専門学校での登壇もあります。
これらは多くが対面型で予定されています。あまりにオンラインでの登壇に慣れすぎて、対面型での話し方を忘れてないかな・・・という一抹の不安もあるのですが。その時点でのコロナ禍の状況次第で変更はあるかもしれませんが、どうにか対面型でできる状況であることを願うばかりです。
そんなわけで、今年の仕事納めはまだまだ先のことですが、一足先の登壇納めは無事終わったかなと。(今日、北九州市のプログラミングスクールの説明会に「登壇」するんですけどね・・・。)