XOOPS版WordPressを少しイジるための基礎知識

のぶのぶさんによってXOOPS版のWordPressの最新版が配布されたのが、2006年1月のことであって、もう遥か昔なのですが、今から使い始める or 使ってるけど詳しく知らないあなたのために、少しイジるための基礎知識。
ま、私なんかも本格的に使い始めたのは、2007年の夏あたりです。

#2006年1月に配布されたパッケージで、ふつうにブログをやる分には支障がないということは、ブログの基本技術自体は既に枯れているってことですねぇ…。

好きなところにPingを打つには?

WordPressオプションに「use_weblogsping」という設定項目があります。これをtrueにすると、とりあえずweblogs.comにはPingが打たれます。
しかし、もっと他のPingサーバにPingを打ちたいですよね。でも、画面のどのオプションを開いても、PingサーバのURLを入力できそうなテキストボックスがない…。

そんなあなたは、/modules/wordpress/themes/xxx/wp-config-custom.phpを見てみましょう。なんか、それっぽい配列がありますよ。

イジるんだけど、ログが取りたい

なかなかPHP知識のあるあなたは、いろいろとソースをイジってみたくなるでしょう。
そんなあなたは、/modules/wordpress/wp-config.phpにwp_debugというグローバル変数がありますから、それをtrueにしましょう。
そして、デバッグログを取りたいソースの箇所に、logIO(‘O’,’ログの内容’);と書いてみます。そうすると、デフォルトでは、/modules/wordpress/log/の下にログファイルが出来ます。
ちなみに、logIO()は、/modules/wordpress/wp-include/functions.phpにあります。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。