W31SAを購入

使用していた携帯W21Sが7か月目を迎えたということで、1カ月前から目を付けていた春WINの全部入り、W31SAを購入しました。
今日は給料日だし、思ったよりずっと安かったので、店に入って即決でした。結局、8か月目での機種変更。3万円と見積もっていたのですが、蓋を開けてみると驚異の2万円割れ。来年から始まるナンバーポータビリティ対策としてauの既存顧客優遇の一環らしいです。ちなみに買ったのはスティルホワイト。飽きの来ない色でチョイスしました。

で、早速使ってみた印象ですが、なかなか愉快です、こいつ。
まず、実に小さい。軽い。全部入りだし重量級かなと思っていたのですが、ちっともそんなことはありませんでした。今まで使っていたW21Sもどちらかというと小さくまとまっている機種だったわけですが、それと比べると同じか小さいくらい。ただ、スライドタイプなので、厚さがW21Sのような折り畳みタイプと同じくらいあると、使う時に持ち辛いです。折り畳みタイプを使う時は必ず開くので、厚さは半分になりますが、スライドタイプはそのままの厚さで持つことが多い。ちょっと「握り締めた」ような感じで持たないと、落としそうで恐いのです。
キーボードの操作性としては、テンキーが小さくまとまっている点と、十字キーとテンキーのある高さが異なるので親指が戸惑います。この辺はスライドタイプの宿命なので、仕方ないです。

W21Sからの機種変更で、最も気になったのは動作の機敏さでした。とかく動作が機敏なW21Sと比べると、どんな機種に乗り換えても、もっさり動作と感じてしまう危惧があったのです。しかし、W31SAはその不安をほぼ打ち消してくれました。動作は機敏です。全部入りなのに・・・。「ほぼ」が付くのは、機能の切り替え時に少々突っ掛かるような印象を持ったためです。さほど気になりませんが。

機能面は優秀です。まず機能数として豊富であるのは全部入りだから当然として、例えば目覚まし機能の設定内容の豊富さなど、機能の深さもあります。
ただ、逆に、操作体系がちょっと繁雑かなという印象もあります。機能数の多さと、機能の深さからいって仕方ないでしょうが。
不満をいうと、機能面ではディスプレイの照明での明るさ設定がないことは残念。出来る限り電池が持つような設定をしたいのですが、明るさは変えられないのです。

W31SAは音楽ケータイであるわけで、オーディオプレイヤーになったりするのですが、そのレビューはまた次回。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。