iPad Pro + Magic KeyboardとレッツノートRZ

数年前、愛機といえばレッツノートRZだった。1㎏を下回る軽量、10インチの小型、Yシリーズのプロセッサながらそこそこのパフォーマンス、画面を回転させればいちおうタブレットとして使える。そして、なによりLTEを搭載している(モデルによるが、LTE非搭載のRZは買ったことがない)。

どこに行くときもRZを持ち歩いていたし、仕事にバリバリと使うメインマシンでもあった。だが、ある時から使わなくなった。iPhoneやApple Watchと組み合わせて使うならMacの方が良いし、開発の仕事に限定して考えると、やはりMacだろう(最近のWindowsは開発にも適してきているが)。一時期はSurface ProのLTEモデルを使っていたが、やはりMacに戻った。

RZに感じていた欠点はUSB-Cに対応していないことと、タブレットとして使えるといってもペンに対応していないことだ。一方、いま使っているMacBook Proはタブレットとしては使えないし、もちろんペンにも対応していない。そして、何よりLTEに対応していない。そうした用途はiPadに任せているからだ。私はiPadも長らく使っている。ある程度大きめの画面でLTEが使えるiPadは私の理想の一部を満たしたからだ。

結局のところ私のすべてのニーズを満たすデバイスは存在しない。だから、使い分けが必要になる。その時、複数のデバイスの壁を極力感じずに使い分けることができるかは重要だ。そう考えたとき、MacBook ProとiPad+Magic Keyboardの組み合わせは悪くない。

iPad+Folio Keyboardの組み合わせも悪くなかったが、Magic Keyboardになって満足度は非常に向上した。自宅にWindowsリモートデスクトップの環境があるので、そこにiPadで入れば、あたかもWindowsマシンを持ち歩いているように使える。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役 経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア

SIerやコンサルティング会社での勤務を経て2012年に独立。2013年にアルティザンエッジ合同会社(後の合同会社井上研一事務所)を設立。2015年にITコーディネータの資格を取得し、AI・IoTに強いITコーディネータとして活動していたところ、2017年に北九州市主催のビジネスコンテスト「北九州でIoT」に当時主催していたコミュニティで応募したアイディアが入選。翌年、株式会社ビビンコを北九州市に設立し、それまでの事業を継承したほか、IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行う。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。