Relaxer:XMLがJava開発を変える

DTDに代わるXMLスキーマ定義言語として、日本発で提案されているRelaxがありますが、そのRelaxによるスキーマ定義から、そのままJavaで扱えるクラスを生成するツール、Relaxerが紹介されている記事です。XMLを必ずしも必要としないシステムでも、XMLを使うことによってシステム開発が楽になるという話も紹介されています。

Relaxerは最近のバージョンでSQLオプションが追加され、XMLとJavaだけでなく、SQLによるRDBも扱うことが出来るようになっています。RDBからSQLによってデータをXMLフォーマットで取得し、Javaで処理を行うといったことが可能になれば、システム開発の大きな助けになることは間違いありません。

また、XMLパーサ、XSLTプロセッサがオープンソースで提供され、さらにTomcatのようなServlet、JSPエンジンもあって、システム開発や研究を行うための「無料の」ツールは実に充実しています。私もXerces+Xalan+Tomcat+PostgreSQLのオール・オープンソースで、ちょっとした実験をやることがよくありますが、あとはXML文書をうまく保存するツールがあればなぁと思っていました。インフォテリアのiConnecterとか、メディアフュージョンのイグドラシルなどのXMLデータベースもあるにはあるのですが、手軽に実験に使えるわけではありません。RelaxerのSQLオプションによって、うまく(PostgreSQLなどの)RDBにXML文書が保存できれば、実に素晴らしいのですが・・・。可能なんですかね?

この記事を書いた人

井上 研一

経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア。
合同会社井上研一事務所代表、株式会社ビビンコ代表取締役。
北九州市出身、横浜市在住。AIやIoTに強いITコーディネータとして活動。北九州市主催のビジネスコンテスト「北九州でIoT」に応募したアイディアが入選し、メンバーと株式会社ビビンコを創業。著書に「初めてのWatson」、「ワトソンで体感する人工知能」など。セミナーや研修講師での登壇多数。