2010年にやってくる? 4Gとは何か

やっと3Gが普及してきたなぁというと、もう4Gが見えてきました。2010年というと6年後です。「MOT経営入門」で挙げられている「技術ロードマップを5~10年先を見据えて作る」ことを踏まえると、完全にロードマップに入っているべき未来ということになります。

4Gのポイントは、準静止環境で1Gbps、移動環境でも100Mbpsもの現在の光ファイバー超の高速通信が可能であること。もう1つはIP化されること。通信系のソフトは作りやすくなるのではないでしょうか。他にも、WiFi等との切り替えが一般化してくるようです。(ただ、これは3Gでも出来そうですが・・・)

携帯電話で光ファイバーを超える高速通信が可能になると、少なくとも通信環境に関しては今のPCと同等なことはモバイルで出来るようになるわけです。バッテリー技術も燃料電池が一般化しているでしょうし、バッテリーの不安もなくなっているはず。
あとは、筐体がどうなっているのか・・・。今はデジカメスタイルが流行り。これはデジカメがトレンドの機能であり、デジカメとしての使いやすさを追求した結果であると思います。
6年後の一般的スタイルは、PCっぽい本体+ヘッドセットとか、スマートフォンとかになるのでしょうか。でも、これは今もありますね。もっと何か違うものと一緒になってそう?

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。