sargeへ

昨日はmake大臣と称して、makeしまくっていたのですが、動かしてみると結構遅い。
特にMySQLが遅い…。

ということで、あわよくばdigitalmorning.netを玄箱HGに…というプランはやらない方向。
代わりに、Debianをwoodyからsargeにアップグレード。

ファームウェアアップデートでwoodyを最小限に入れて(昨日までやっていたことと同様に)、玄箱 Debianサーバ構築メモのsarge化のところを読みつつ、操作していきます。

注意すべきは、apt-get -u dist-upgradeする前に、/etc/apt/source.listを編集すること。
woodyと書いてあるところを、すべてsargeに変えます。それだけ。

それで、105種類のパッケージをアップグレードする云々となれば、sarge化は着々と進むこと間違いなし。

他に上記サイト(構築メモ)との違いを言えば、自分の環境ではeximの設定画面が出てきませんでした。というか、eximの起動に失敗している。
でも、eximはどうせ、postfixかqmailにその座を譲ってアンインストールされる運命にあるので、無視します。

そうこうして、最後の最後で、またexim絡みでエラーが出てしまうのだけど、まぁ構築メモのログにある内容はすべてやったと思われるので、ここも無視。

/etc/init.d/haltを修正して、再起動すれば、ちゃんと“Debian GNU/Linux 3.1”と表示されたので、sarge化は成功。

sargeにして、apt-cache showでstableなパッケージのバージョンを見てみると、こんな感じ。

mysql-server 4.0.24
apache 1.3.33
ruby 1.8.2
php4 4.3.10
phpmyadmin 2.6.2
samba 3.0.14a

ふむ。なかなか新しい。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。