“複数のWebサービスを統合すると言っても,マッシュアップとBPELとの間には本質的な違いがあります。両者の併用と使い分けに際しては,必ずしも業界慣行にとらわれる必要はありませんが,耳学問でなく,技術の性質を見極めて適切に選んでいくことが肝心,と言えるでしょう。”
「耳学問ではなく…」というのは、重要なことです。自戒。
もし、マッシュアップが結び付けられた素材が見えるものとするならば、BPELは内部が完全に見えなくなるので、BPELはマッシュアップの一部とは言えないとのこと。
ただ、そうなると、複数のWebサービスを何らかの方法で結びつけて、新たなWebサービスを作っていくという、ネットワーク上でのコンピューティングのやり方については、それを意味する言葉が必要になりますね。
「Web 2.0」では大きすぎると思うし、故に「マッシュアップ」という言葉を便宜的に用いているシーンもあるように思います。