コミュニティの力を感じた瞬間

また、Zaurusを積極的に使うようになりました。
で、ウチは無線LAN完備なので、当然、Zaurusも自宅では無線LANでつなぎます。

使っている無線LANカードは、PlanexのGW-CF11X。
SL-C1000で使うためには、ドライバのインストールが必要になります。
で、そのドライバはSHARPが提供しているので、当然、公式だし、それを使うわけです。
すると、うまくつながったり、そうでなかったりする。
どうやら、スタンバイから復帰すると、特にマズそうなのです。

マイったなと思って、いろいろググっていたら、アンオフィシャルのドライバが出ていました。
オフィシャルがあるのに、アンオフィシャルが配布され続けている。
しかも、ユーザからのコメントも感謝の言葉が並んでいる。
で、オフィシャルの方をアンインストールして、アンオフィシャルをインストール。

なるほど。確かに良い。
つながるまでの時間は相変わらず長いけど、失敗することはなくなった感じ。
スタンバイから復帰すると、接続の方もちゃんと復帰します。

素晴らしい。
Zaurusは、コミュニティでさまざまなツールが提供されていて、利便性を圧倒的に上げているけれど、オフィシャルで提供されているドライバに勝っちゃうというのは、まさにコミュニティの力を感じた瞬間でした。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。