Visual Studio 2005を買い込む

Visual Studio 2005を買ってきました。Standard Editionのアップグレード版、19,800円也。

最近は、Express Editionといって、ちょっとWindows上でプログラミングをしようという程度なら、Microsoftがフリーで機能限定版のVisual Studioを提供していたりします。それなのに、なぜ買ってきたかというと、アドエス上で動くDmBloggerを作ろうではないか!と考えたからなのです。

今、この、digitalmorning.netで提供しているDmBloggerというソフトは、LinuxZaurus向けのRSSリーダー&ブログエディタです。「DmBlogger」でググってみると、なかなか使ってくださっている方もいらっしゃるようです。

このXOOPSで構築されているdigitalmorningサイトのブログシステムである、WordPressモジュールを提供されている、のぶのぶさんのブログでも、取り上げられているようで、最初は、あぁユーザーさんだなぁと思うばかりだったのですが、自分がXOOPSやWordPressモジュールを使い始めると、あぁ、凄い人だったのだ!こりゃ光栄の極みですな…とか思ったりする次第。
そんなDmBloggerは、自分がLinuxZaurusを使う上でのキラーアプリケーションでありまして、自分で作ったんだから、自分が使いやすいようになっているのは当たり前というか…。いくつかは、ユーザーさんのご要望にもお応えしていますが。

しかし、私がアドエスを使い始めてからというもの、LinuxZaurusの出番がとんとなくなっているという事実が。しかも、アドエスで動く、DmBloggerっぽいソフトもないようで、こりゃまた自分で作るしかないかも!とか思ったのであります。

で、アドエスで動くソフトを開発できるツールということで、Visual Studioを買い込んできた。
ただですね、私の技術者としての能力をつまびらかにしてみると、悲しいかなそこに「C」とか「C++」、「C#」といった文字はないのです。

基本的にJavaの人であって、あとはPHPとか、まったくJavaっぽいコーディングのRubyとか。あぁ、あと辛うじてVisual Basicは少し分かる。

LinuxZaurus版のDmBloggerは、そのいわくつきのRubyで書かれているのです。
だから、アドエス版(というかWindowsMobile版)DmBloggerを作るといっても、まぁ、C#の勉強から始めなきゃならない!
なかなか前途多難ではありますが、どういう風に作れば、(少なくとも自分にとっては)使いやすいという考えはあるので、それを何とか実現できるよう、ここは一つ、いっぱしの技術者のコケンにかけてですな、やってみようと、思ったり思わなかったりしているのであります。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。