エントリーコードを設ける

私は、このロクロクでは今まで作ってきたブログとは違う、チラシの裏を超えたブログを目指しています。

そのために、エントリーコードを設けると良いのではないかと考えました。

エントリーコードというのは、ブログに新たなエントリー(記事の投稿)をする際に、内容の基準となる決め事です。
ホテルやレストランには、ドレスコードがありますが、そういうイメージのものです。

  • ハロー!プロジェクトのグダグダは書かない。
  • 日々の生活の愚痴や単純な感想の類を書かない。
  • 旧ブログの記事の無条件のインポートをしない。

最後のエントリーコードは毛色が違いますが、とりあえず、この3つを考えました。

自分の好きなこと(私の場合のハロー!プロジェクトとか)は、何も考えなくても慣性で書いてしまうこともできます。しかし、その記事はこれといって意味のあるものにはならず、単に記事の数が増えた、1日1エントリーのノルマを果たした…といった、せいぜい自己満足の記事にしかなりません。愚痴や単純な感想も同じことです。

今日、勝間和代さんの「効率が10倍アップする新・知的生産術」を読みました。
ブログについて、このような指摘がありました。

私たちが発信する情報は付加価値があるものでないといけません。本の書評サイトは数多くありますが、ファンをつかんでいるサイトは単なる本の要約に終わっていません。(中略)
知的生産の成果を使った情報発信は誰でも出来る分、逆に受け取り側も目が肥えています。したがって、ファンを作るとしたら、しっかりとした付加価値が必要です。

いきなりそのような付加価値のあるブログを作るというのは難しいことですが、いま決めたエントリーコードを守ることで、無意味な記事ばかり量産されるということは避けられるのではないかと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。