ITコーディネータ資格を取ることにしました

IT consultant
IT consultant / Todor036

今後の弊社の事業展開を考えて、ITコーディネータの資格を取ることにしました。
Twitterでは既に、取ることや日々の勉強の様子をツイートしているのですが、ブログではサイト全体のリニューアルに合わせて、今日のご報告とさせていただきました。

ITコーディネータとは

ITコーディネータは民間資格ですが、経済産業省推進資格です。経済産業省が10年ほど前から進めている政策である「IT経営の推進」において、推進役としての役割が期待されている人財であり、その能力証明となる資格です。(ということで良いと思います。)

「ITコーディネータ」という名前を見ると、ITエンジニア向けの技術的な資格という捉えられ方をするかもしれませんが、完全に経営寄りの資格です。
「IT経営」のコンセプトは、中小企業の競争力を高めるために、ITを利活用した経営を推進すること。ITコーディネータは、経営者側の立場で、IT利活用を考え、実行に移す支援をするのです。

なぜ取るのか

なぜ私が取ろうとするのか。今後の弊社の事業展開につながるのか。
それは、昨年7月に会社を立ち上げたときに書いたミッションをみると分かります。

「ITで経営を変えること(その支援をすること)」を仕事にするとき、取り得る立場はいくつかあります。

1つ目は、経営に役立つWeb・クラウドサービスを立ち上げる。弊社がITサービスベンダーになるという立場です。ITベンチャーとしては王道の立場で、私も一時はそれを考えたこともあるのですが、それは私一人でやっていくも難しいし、そもそも方向性が違うように感じました。

2つ目は、企業の業務システム開発プロジェクトにおいて、エンジニアとして働いたり、プロジェクトマネジメントをしたりすること。これは、私が今までずっとやって来たことです。今の仕事もこれです。
ただ、この方向性はどうしてもチームの一員か、チームを率いるという感じになるので、どこかのSIerに転職した方が良いと思う。わざわざ会社を立ち上げる必要はないのです。弊社自体をSIerとして育てていこうと思わない限り。

私は会社を立ち上げて以来(もしくはもっと前から)、この2つの道の間で心を揺り動かしてきたと思うのです。
でも、自分としてはどっちでもないと思う。

3つ目の道

では、3つ目の道は何か?というと、(中小企業の)経営者に寄り添って、ITの利活用についても相談に乗る、外部の立場で一緒に考えて行くという仕事です。
そもそも、今の時代のITはクラウド等の既存サービスを活用することが主眼で、何でもかんでも開発しないと・・・という時代ではありません。でも、既存サービスの中から何を使うのか、どうやって使うのかということについては、その企業の現状や経営者の考えによって千差万別、共通の答はないのであって、だから、それを一緒に考える専門家というのは必要に違いない。
私の目指すところ(=アルティザンエッジとして目指すところ)は、この道であろうと考えています。

この仕事は一般的には「ITコンサルタント」と言われているでしょう。
呼び名は何でも良いのですが、弊社が独立系のITコンサルタントとして活動していこうと思うとき、その実力の証左となるものは必要だろうと考えました。
それが、今回取得することにした「ITコーディネータ」ではないかと思います。

ITコーディネータになったなら

ITコーディネータはそれほど知名度の高い資格ではないし、取得している人の多くはSIerの営業担当者(いわゆる企業内ITC)だったりして、もともと、経済産業省(当時の通商産業省)が想定したITコーディネータとは違っているのではないかという思いはあります。

制度自体としても順風満帆とは言えないだろうと思うのですが、元々期待されていたような仕事が出来るITコーディネータならば、活躍できる場所はあるのではないかと思うのです。ならば、その道を切り拓いてみたい。

順調にいけば、来年前半には資格が取れ、ITコーディネータと名乗ることが出来るようになっているはず。
まずは、間違いなく名乗れるようにならないといけないのですが、それと合わせて、このブログ等でも弊社のミッションである「経営を変えるIT」を実現するために活動していきたいと考えています。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。