たのメール法人版でSurface Go LTE Advancedを予約したのだが・・・

マイクロソフト Surface Go(4GB/64GB) シルバー MHN-00014

11月13日から予約が始まり、明日11月29日から発売となるSurface Go LTE Advancedですが、Surface Goが登場したとき、そして量販店で初めてSurface Goを見たときから、これのLTE対応版が出たら素晴らしいなと思っていました。Surface Goの発表時からLTE版の登場は予告されていて、これはマズいものがでてくるな・・・と期待半分、恐怖半分でいたわけです。なぜ恐怖かというと、まず間違いなくコイツの魅力にはやられて、買ってしまうだろうから。

果たしてLTE版は予告どおり年内に登場しました。ただ、法人限定という条件付きで。私が純粋な個人で、宮仕えくらいの身なら、まだまだ先のことと放置しておけたのですが、法人の代表者(しかも2つも)でありまして、ならば買えるんじゃないかと。

法人限定のものを買うときは、Microsoftの代理店から買うことになるので、結構面倒だろうし・・・と思っていたところ、代理店の1つである大塚商会の「たのめーる」を使うとネット上で発注できてしまう。最初に法人の登録が必要だから、それはなんだかんだで数日かかったのですが(土曜日に登録手続きしたこともあり)、無事登録が終わった暁には、発注してしまったわけですナ。

今日時点で発送の連絡は来ていないので、明日手に入ることはないでしょうが。

魅力的であることは間違いないSurface Go LTE Advanced

だいたい私は小さな端末に弱い人で、最近だと10.4インチ液晶を搭載した2 in 1モデルであるLet’s note CF-RZシリーズを溺愛していました.2 in 1といってもSurface Goのようなタブレット部とキーボード部がセパレートになるわけでなく、360度ひっくり返すタイプのものですね。重さは750gくらい。もちろんLTE搭載モデルを使っていました。LTE搭載モデルがあるなら、絶対それを買う。教訓です。

Surface Go LTE Advancedのスペックを見てみると、ざっとこんな感じであります。

  • 10インチ PixelSenseディスプレイ(画面解像度 1800×1200)
  • Intel Pentium Gold Processor 4415Y
  • 8GB RAM
  • 128GB SSD
  • 最大8.5時間の動画再生
  • 532g(Surface Go タイプカバー ブラックを付けると775g)
  • Surface ConnectポートだけでなくUSB-Cポートでも充電可能
  • 5.0MPフロントカメラ、8.0MPリアカメラ

重さはいま使っているiPad Proの10.5インチが477gですから、55gほど重くなります。タイプカバーを付けた状態ではLet’s note CF-RZより25g重い。実際に持ってみないと・・・というところですが、少なくとも寝モバ時以外は誤差のようなものでしょう。

それで、Let’s note CF-RZでは使えなかったペンが使え、iPad Proよりもどうやらキーボードが良さそうで、しかも素のWindows 10 Proが動く(Sモードを解除した場合)。究極的には、仕事が全部これでできてしまいそうな内容であります(パフォーマンスを除く)。

でも・・・

発注したは良いけれど、ちょっと考えているのは、いま目の前にあるMacBook Pro+iPad Pro+iPhone X+Apple Watch+Apple TVというAppleのプラットフォームに結構満足しているので、そこに割って入るSurface Goが鬼っ子のようにならないかという点なのです。

いまこの文章を書いているUlyseesはWindowsでは動かないし、メーラーのSparkもない。ToDo管理で使っているTodoistは大丈夫だけど(これがOmniFocusだったら目も当てられない)、目の前にできあがっているワークフローを崩さないとSurface Goが活用できないのでは・・・という危惧にいまさら気づいたわけです。

ならば転売するか・・・とも考えますが、たのめーるのサイトを見ると転売不可と書いてあるし、返品も不可。法人で買っているので経費処理の件も考えると、やはり温かく受け入れて使い道を探していくか、思い切ってワークフローを見直すか・・・。

そうした不安を抱えつつ、Surface Go LTE Advancedの到着を待っている次第です。どうしたものか。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。