なぜ、inoccuというハンドルなのか

inoccuというハンドルを使っている由来を書いてみようと思います。

inoccuと書いて「いのっく」と読むのですが、なかなかそうは読めないのは知ってる。「いのっきゅ」だろうとはよく言われる。まぁ、それをあまり無理に否定もしないし、最近、「いのっく」と呼ばれることもほとんどないんですけどね。昔は「いのっく」と呼ばれていたんですよ。20歳くらいの時は。

inoccuというハンドルを初めて使ったのは2002年12月10日1時7分6秒という記録があります。いまも見られるかわかりませんが、Yahoo! JapanのサイトでユーザIDの登録日時を見ると、そうなっているのです。「いのっく」と読めそうなスペルでネット上で誰も使っていないものを探して、やっとみつけたのがinoccuで、まずYahoo!のユーザIDを取ったのです。だから、inoccuというスペルにこれといった理由はなくて、ただ被らないというだけなのです。

次に、ドコモの携帯メールアドレスをそれにして(いまは使っていない)。Gmailのブームが始まったらそのユーザIDもinoccuが取れたし、だいたいどのサービスでもinoccuなら取れるというのが良いところ。ドメインもそう。そういうネット上で誰とも被らないユニークなIDを持つというのは、結構大事だと思うのです。ネット上で自分の身を隠したい人は別として、表に出たい方の人であれば、どのサービスでも同じIDならネット上でのアイデンティティを保てて良いのではないかと。もちろん、noteのような比較的新しいサービスでも被りませんしね。

ただ、同じことをいまから始めようとすると、難しいでしょうね。よっぽど複雑で長いIDとかを作れば別かもですが。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。