初めて参加したWBS(Web Business Shuffle)2.0。
銀座のアップルストアの3Fが会場で、無線LANが使えたので、その場でDmBloggerで記事を書き、その場でアップするということをやってみた。
聞きながらなので、かなり乱暴な記事・・・。それは、それでメンテナンスしたいと思っているので、とりあえず、まとめを。
(まとめというか、かなり自分自身の思いが入っているので、注意!)
会社の終業時間に合わせて会場に向けて出発しましたが、当然、間に合わず。
Feedpathの小川氏のセッションは半分も聞けなかったのが残念。SIerとしての私は、広告ビジネスよりもイントラネット2.0の方が興味あったのですよ。実際。
でも、まぁ、聞けたところだけ・・・。
インターネット上で広がるWeb2.0なユーザ体験と、進歩しないイントラネットだったら、その格差が広がる一方なのは確か。
企業活動において情報の重要性はいまさら語る必要はないのだから、それを効果的に使おうとするWeb2.0なアイディアは、当然にイントラネットにも取り込むべきだ。
決まり文句のようになっている「Feedは血液」というのは、至言。Web2.0というのは、とにかくデータとデータをつなぐことが重要で、そこから何が生み出されるかということだから、データの経路となるFeedは、やはり血液のような働きをすることになる。
単にWebサイトの新着情報としてだけのFeedではなく、Feedだけの世界というのがあった方が、セマンティックWeb的には都合が良いのかもしれない。
そもそも、Webブラウザで見るからWebサイトなのだ。それは単なるプレゼンテーションの一類型と見るべきなのかも知れない。
う~ん、1つ目のセッションは、やはり全部聞きたかった。スライドだけでも良いので、公開して欲しいところだ。
ところで、うちの会社などは、紺屋の白袴であって、社内の情報共有はかなり弱い(うちに限った話ではないと信じたいが)。そこに、Googleがあったなら、RSSリーダーがあったなら、と思うことも多い。
実に身近なところで、既にインターネットとイントラネットの格差が現われているのだ。これは、何とかせねば。
紺屋じゃないところの方が、紺袴をいっぱい持っているのかもしれないけど、紺屋としては、紺袴を売りたい。SIerとしては、顧客に対してイントラブログというか、情報システムの統合の1類型として、そういう形の提案をしたい。
それが、今のところ、数少ないWeb2.0関連のSIerのビジネスのやり方なのかもしれない。
RSSリーダーベースのポータルを作って、社内の情報系システムを片っ端からFeed対応させていくという。(それがFeedpathのビジネスなのだろうけど。)
井上氏のFeed広告に関するセッションは、ちょっと自分は門外漢だったのだけど、とにかくアクセスが多ければ、クリック率が高ければ、イコール広告効果が高いというわけでは「ない」というのは、興味深いところだった。
だとすると、アテンションエコノミーの根底が覆る?ことはないか、自分が多分、アテンション=アクセスと短絡的に捕らえたのが間違いだと思う。
広告絡みでは、小川氏の「それなりの意味のあるコンテンツだったら、広告が入るのは当然」というのは、少し意表を突かれたが、正論だと思った。無償で価値ある情報というのは、やはり存在しない。そこで、実際にお金を払うかどうかは別で、例えば広告であり、場合によってはアンケートの回答なのだ。
Q&Aコーナーでの、観客の質問がかなり多く、関心度の高さというか、積極性の高さは、自分が今まで参加したセミナーの中では群を抜いていた。
それも、ちょっとした驚きだった。