Surface Go LTE Advancedのパソコンとして使い勝手は上々

昨日、Surface Go LTE Advancedのファーストインプレッションを書きました。

Surface Goのフォームファクターはたしかにタブレットですが、キーボードとマウスを接続してパソコンとして使ってあげた方が本望なのではないか。それが1日使ってみた感想です。

こんなことを書いて、実はそれっきりSurface Goを日常使用はやめて、iPadに戻ろうと思っていました。しかし、思い直して日常使用してみることにしました。その時にFacebookに書いたのが、こんなこと。

Surface Go LTE Advancedを会社で買いました。タブレットとして見るとiPad Proには敵わないなというのが正直なところですが、Windowsの2 in 1としては、これほど面白い端末もないでしょう。いろいろ悩みながら使い方を考えたいきたいと思います。
ブログのネタとしても、面白そうではあるし。

Surface Go Signatureタイプカバーを購入

まずはパソコンとしての使い勝手の確認というところで、Surface Go Signatureタイプカバーを購入しました。

普段、MacBook Proは英語配列で使っているので、こちらも英語配列です。日本国内ではアルカンターラ素材を使ったSigratureタイプカバーは日本語配列のものだけ販売されていて、英語配列はアルカンターラ素材ではないものだけなのですが、Amazonでおそらく海外モデルのタイプカバーを売っているところを見つけたので、アルカンターラ素材で英語配列のものを使うことができました。

思い出すのはCF-RZ

昨日も書いたのですが、この10インチの本体にキーボードが付いているとなると、思い出すのはLet’s Note CF-RZシリーズです。どちらも2in1のWindows PCで、かたやキーボードが外れるデタッチャブル、かたや画面を360度回転させるものと違いはありますが、使用感は本当に似ています。

10インチの本体に合わせたキーボードは英語配列ということもあってかキーピッチも十分あり、打鍵感も問題ありません。しいて言えば、タイプカバーゆえというか、若干打鍵時にキーボードがまるごとしなる感じがするのですが、それも慣れでカバーできる範囲かと思います。

ほかの方のレビューではトラックパッドが小さいという指摘をよく見かけますが、CF-RZシリーズもこれくらいなので、特に問題ありません。タップ操作にカーソルがきちんとついてくるので、快適です。

パソコンとしてのSurface Goは合格レベル

何に使うかはありますが、ちょうど今やっているように出先のカフェでちょっと文章を書くとか(ブログだけじゃなく、本もこれで書けそう)は、LTE搭載でどこでもネット接続ができるというメリットも相まって何の問題もありません。

どこでもネットにつながるという点では、iPad Pro(LTE搭載モデル)とSmart Keyboardの組み合わせも同じですが、Surface GoはフルOSのWindows 10が搭載されており、WordPressのダッシュボードがフルに使える(iOSのSafariでは、若干使えない画面がある)ので、素晴らしいです。

また、自宅では大画面の液晶ディスプレイにUSB-CのHDMI/USB-PD/USBハブを接続することで、普通のデスクトップパソコンとして使うこともできます。

このように、パソコンとしてのSurface Go LTE Advancedは十分、合格レベルにあるといえます。ただ、タブレットとしてはどうでしょうか。Surface Penも使い始めたので、その辺の感想はまた別の機会にしましょう。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。