IT SCRUM KITAQ 発足イベント&AWSデジタル社会実現ツアー2023に参加してきた

8月25日に北九州国際会議場で開催された、IT SCRUM KITAQ 発足イベントと、AWSデジタル社会実現ツアー2023の共催イベント?に参加してきました。

13時過ぎから17時過ぎまでと、なかなか長いイベントだったのですが、北九州市のデジタル施策の説明からAWSでの生成AIの活用方法の解説まで、2つのパネルディスカッションも含む盛り沢山の内容でした。その後に立食での交流会もありましたし。

最近、北九州市にはIT企業の進出が続いています。パネルディスカッションに登壇されていた日本IBMさんやウィングアーク1stさんをはじめ142社の進出があり、3386人の雇用創出につながったとのこと。その中には、もしかしたら弊社(株式会社ビビンコ)も入っているのかもしれませんが・・・。うちもいちおう、東京にいたメンバーで北九州に作った会社ですから。

そうしたIT企業誘致の取り組みの一環として、IT SCRUM KITAQがあるのかなと思います。地元がWelcomeが姿勢なのだということを伝えることは必要だと思いますし。
IT人材不足が叫ばれていますが、北九州市には14の大学等教育機関があり、毎年3000人の理系人材が輩出されているとのこと。
北九州市立大学では、2026年に情報イノベーション学部が新設されるという話もありました。

AWSデジタル社会実現ツアーは、地方都市をいろいろ回って開催しているイベントのようですが、北九州市での開催が実現したのは、このAWSジャパンとの連携協定があったからなのかもしれません。最近、北九州市の「バックアップ首都構想」の話が良く出ていますね。戦略として、たしかにありかもしれません。

生成AIの話も。AWSさんから具体的なサービスの解説がありましたが、こちらは北九州市役所での活用について。

北九州市ロボット・DX推進センターや、伴走支援(ワンストップ相談窓口)についての紹介もありました。(当方も相談窓口の専門家とDXコーディネータを務めています。)

と、いうことで、会場はなかなかの熱気でした。
北九州って、こんなIT関係の人がいたんだ・・・というのが、率直な感想でありました。

何にせよ、IT分野でも北九州を盛り上げていきましょう!

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。画像認識モデルを活用したアプリや、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」の開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。