ゆめかなITスクールで発表会を開催しました

先週土曜日、株式会社夢をかなえる研究所と弊社(株式会社ビビンコ)が北九州市で運営する「ゆめかなITスクール」で、受講者が自ら開発したアプリの発表会を開催しました。昨年1月に授業を開始したこのスクールでは、中級コースまでの受講を終えた受講者に、自分のアイディアをアプリにすることをお願いしています。

アプリの開発は決して容易なものではありません。しかし、我々のスクールでは、受講者一人ひとりがアイディア出しと設計を行い、講師がアドバイスしながら、一緒に開発を進めることでアプリを生み出しています。

今回の発表会には、受講者だけでなく、遠くは岡山からも含む方々が参加されました。受講者たちは、自分が勤める会社で使う障害記録・分析のためのシステム、趣味のカラオケの採点を記録するアプリ、Google Colaboratoryでのデータ分析といった、実用性の高いアプリ開発等を行い、発表しました。

例えば、障害記録・分析のシステムは、日常の業務で生じるトラブルを記録し、それに基づく分析を行うことで、業務の効率化や問題の早期解決を図るもの。また、カラオケの採点アプリは、歌った楽曲の得点を記録し、自分の上達を確認することができるツールとしての側面を持っています。

「ゆめかなITスクール」は、プログラミングの基礎だけでなく、実際のアプリケーション開発の場を提供することで、受講者の技術的な成長を後押ししています。今後も、多くの受講者が自らのアイディアを形にし、社会に新しい価値を提供することを期待しています。

次回の発表会も、是非多くの方々の参加をお待ちしております。プログラミングやアプリ開発に興味がある方、受講生の成果物を見たいと思う方、皆様の参加を心より歓迎いたします。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。